5.0
発達障害を知る
長年、障害児・者に関わる仕事をしていて、専門の勉強もしましたが、これほどダイレクトに発達障害について理解させてもらったのは衝撃的でした。
当事者と接していれば行動には慣れてきますが、理由を知るのはなかなかに難しいです。
いつも自分や周囲の人々の想像力には限界を感じるけれど、このコミックは、多くの人が障害を理解するためのテキストとして活用できると感じています。
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長年、障害児・者に関わる仕事をしていて、専門の勉強もしましたが、これほどダイレクトに発達障害について理解させてもらったのは衝撃的でした。
当事者と接していれば行動には慣れてきますが、理由を知るのはなかなかに難しいです。
いつも自分や周囲の人々の想像力には限界を感じるけれど、このコミックは、多くの人が障害を理解するためのテキストとして活用できると感じています。
我が家には、不登校気味な発達障害傾向の娘がいます。✕華ちゃんはいくつもの生涯をお持ちですけれど、明るくやらかしながら、自立して生活されていますね。ウチの娘も、やらかしても、風俗嬢でもマンガ家でもいい、自立して自分の人生をきちんと歩んでもらいたい。色んな人生があるのだ!何が正しくて何が駄目なんてない。悪い事さえしなければ。
✕華ちゃんのように。
いやー、ほんま、やらかしてますねー。
でも、✕華さんのおかげで、発達障害とは何なのかが、少しずつわかってきた気がします。
と、同時に、私の周囲の、あの人やこの人も、もしかして…と思うようになりました。
医師でも何でもない自分が、安易に状況から判断するのは危険なことだと思いますが、意識することが出来るようになってきたような気がします。
最近沖田さんの書籍は様々なものが電子化されていますが、やはり中でも一番面白いのがこの
「やらかしシリーズ」だと思います。
ほかのエッセイもいいんですが、発達障害への理解を面白おかしく深めたいのであればこれシリーズか一番オススメ。
他のシリーズは、やらかしシリーズを一通り読んでみてから手を出すとよりいっそう楽しむことができますよ。
作者さんは発達障害の方だとの事で、ご自分が発達により困っている事、苦手な所等を時折漫画に書かれていますが、とても分かりやすい説明だと思います。(上手く書けなくて、上から目線に思われる方がいらっしゃったらすみません。決してそんなつもりはありません)
透明なゆりかごも好きですが、こちらのようなお茶目な作品も大好きです。
発達障害と言っても症状は様々で、沖田☓華さんのように聴覚過敏などはあまり知られていないと思います。子供の声が苦手…と、ざっくり聞いたことはありましたが、本当に困っているんですよね。子供が嫌いなのね、なんて言われたら辛いですよね。。私も子持ちなので、今まで以上に周りへの配慮などしていこうと思いますし、色んな人たちに見てもらいたい作品です!
私も発達障害で息子もそうです。この本と同じだなーっておもいました。言ってくれないとわかんないし、空気なんてよめないです。自分が発達障害って気がついてから生きづらくなりました(自己中って気がついて意識して生活始めたからかな。)
さくっと読めてほっこりします。
子供の頃のエピソードとか自分と同じようなところもあり、あのときの息苦しかった感情(感覚)を思い出しました。何で分かってくれないの!って思っていた子供の頃。
でもどことなく前向きで、この作品を読んでいるうち、あの頃の経験が今の自分を作っているんだなと思えてきました。
新しい話が出たら即読みしてます。
ご自身のことをユーモアたっぷりに描いた今作品。『発達障害』と名前は知っていても、実際のことはなかなか知る機会がないので、発達障害の方の一例として興味深く読ませていただいています。
身近に居らっしゃるか居らっしゃらないか分かりませんが、分からないからこそ、こういう状態にいて不便をしてる方もいるという現実を知っていることに意義を感じもしています。
仕事で、知り合った男性が、ADでした。普通に、車の免許や、仕事をこなしていたので、気付きませんでしたが、SNSの、投稿に、切れたり、言い返したり、自分の、腹に据えかねる事には、敏感に反応するんやなと、思いましたが、義理の、母の日に、プレゼントするなど、優しい心も、持ち合わせる普通の人でした。精神障害者を見る目が変わりました。