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作品レビュー
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21 - 30件目/全31件

  1. 評価:2.000 2.0

    女の子の亡くなり方が微妙

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    小説版を買ってあるのですがなかなか読む時間が無く、マンガならサラっと読めるだろうと思い、こちらを全話読みました。
    はっきりいってしまうと女の子の亡くなり方が微妙……。
    人間いつ死ぬかわからない、突然に「明日」がなくなるかもしれないんだぞ、ということが描きたかったんだろうなというのはまぁわかるんですが、
    彼女は元々持病があったおかげで死後の準備がまるまるできていたので
    ああいう形で突然亡くなった所で正直あまり意味が無かったというか、逆に悲劇性が薄くなったような気がします。
    もっと準備が出来てなかったうちに亡くなっていれば、もっと感情移入できたと思うのでそこが残念。
    亡くなった時はまぁ、う〜ん、そう来たか〜とは思いましたが、別に泣けはしなかったな。

    主人公の名前が最後の方まで明かされず、他人からどう思われているのかで呼ばれ方が変わるというシステムは新鮮で面白かったです。

    • 2
  2. 評価:5.000 5.0

    嫌味も雑味もない純粋なラブストーリー

    谷川先生ファンです。
    こちらの作品は以前から興味があったのですが、長いからどうしようかな……と迷ってずっと購入していなかったものの、週末に暇を持て余してついに全話購入しました。

    どの子の恋愛もとてもピュアで、みんなが誰かのために悩んだり苦しんだりしていて、この本の中は本当に優しい時間がさやさやとゆるやかに流れています。

    主人公の清は鈍感だけれど、いつでも人の気持ちを考えている、明るく優しい女の子。あこがれの先生とどうなるのかは、みなさんの目でぜひ確かめてみてください。拍子抜けとか、なんかがっかり〜とかにはならないと思います!

    私もこんな素敵な高校時代を過ごしたかったな〜!

    • 5
  3. 評価:5.000 5.0

    優しい物語たち

    ほんわりと心を暖めるような
    つうっと涙が流れてしまうような
    そんな作品3編です。
    谷川先生らしい、可愛くスタイリッシュな絵柄もとても素敵です。
    最近感動してないなぁと思った時には是非読んでみてください。
    あなたの心を心地好く震わせてくれること間違いなしです。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    やらかしシリーズにハズレ無し

    最近沖田さんの書籍は様々なものが電子化されていますが、やはり中でも一番面白いのがこの
    「やらかしシリーズ」だと思います。
    ほかのエッセイもいいんですが、発達障害への理解を面白おかしく深めたいのであればこれシリーズか一番オススメ。
    他のシリーズは、やらかしシリーズを一通り読んでみてから手を出すとよりいっそう楽しむことができますよ。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    賛否両論ですが

    ネタバレ レビューを表示する

    アラサー経産婦(死産・出産 両方経験済)の私としては面白かったです。
    妊婦あるあるとしてフツーに楽しめました。
    死産してからすぐに妊娠したのはきっと心身ともに切替が大変だっただろうなぁと思いますが……

    妊娠中にしてはいけないこと、というものの殆どは、なにがあるかわからないからできるだけ避けた方がいい、というものが大半を占めます。
    私がかかった主治医は、あれも駄目これも駄目でストレスばかりを抱えてしまうくらいなら、多少嗜好品をとったりするくらいは構いませんよ(ただし自己責任ですが)と仰っていました。作者さんの性格だけでなく、かかりつけの先生の意向にもよるんだと思います。

    • 25
  6. 評価:4.000 4.0

    打ちきりだったのか?

    ネタバレ レビューを表示する

    育児描写に関しては、
    「あぁわかるよ、その気持ち…」という面と
    「いや自分はそこまでは思い詰めなかったなぁ」という面があり、自分が新生児育児をしていた頃のことを色々思い出せて面白かったです。
    大屋さんも言っているように、過ぎてしまえば割と忘れてるもんだな~としみじみ実感しました。
    5ヶ月ごろまでしか書かれていないのは正直消化不良に感じましたが
    思い返してみるとその頃から離乳食が始まるし、子供は動き回れるようになってあっという間に目が離せなくなってくるし、どんどん新たな苦労が出てきてキリがなくなるからそこで区切りとしたのかもしれませんが、もう少し続けてほしかったです。

    自分はあゆみ側の経験しかしたことがありませんが、サポートしているかなめのほうがよっぽど大変だし頑張ってるなと思いました。
    あゆみはちょっと、育児ノイローゼ寸前とはいっても自分勝手で、かなめに甘え過ぎな面が目立つため、共感できるところはあれどあんまり好きになれないキャラだったのが残念でした。

    • 10
  7. 評価:5.000 5.0

    惹き込まれる

    広告でよく見かけていて気になっていたので、最初の数話を購入して軽く読んでみるだけのつもりでしたがすっかり物語に引き込まれ、あれよあれよという間に配信分を全て読了してしまいました。
    臓器売買、命の再分配、という非常に重いテーマのはずなのに、何故か良い意味でさらりと読めたのは、主人公が持つ淡々とした雰囲気のおかげでしょうか。物語も次巻から大きく動きそうですし、主人公や周りを取り巻く環境が今後どう変わっていくのか、続刊がとても楽しみです。

    • 11
  8. 評価:5.000 5.0

    沢山の人に読んで欲しい良作

    最初に広告で見かけて「絵、雑すぎじゃね!?」とビックリして興味本位でクリック(笑)
    とりあえず冷やかし半分で試し読みしてみたらグイグイ惹き込まれてしまい、ちょうどポイントが余っていたので買える分だけ購入。最終的に全部読みました。
    本当に絵はお世辞にも綺麗とは言えないし、語り口も淡々としています。ですが全体的に重い話が多い内容+この作風だからこそ、リアルに胸に刺さるのだと思います。

    私自身、稽留流産と出産を経験しました。
    亡くした子供も、こんなふうに送ってもらえていたらどんなにいいだろうかと思い返して涙。
    そして今、元気にイヤイヤ言いながら走り回っている幼い息子がどれだけ大切な存在か、そして夫と3人で送るごく当たり前の毎日は、決して当たり前ではないのだということを改めて思い知らされまた涙。

    レビューを書きたいと思っても、どんな言葉で気持ちを表現したらよいやら上手くまとまらず、読了からレビュー投下までだいぶ経ってしまいました。

    流産経験のある方は「ドゥーラさん」を是非読んでみてください。
    私と同じように、きっと彼女の言葉に救われると思います。

    本当に素敵な作品をありがとうございます。

    • 12
  9. 評価:4.000 4.0

    自分だったらどうだろう

    さらっと描かれているけれど、ここまで回復するには相当の苦労があっただろうということは想像に難くありません。
    お若いから回復が早いということもあったのかもしれませんが、きっとそれだけではないのでしょう。
    そこのところをもう少し掘り下げてほしかったような気もしますが、
    暗い話になりすぎないためにはこのくらいさらっとしてる方がいいのかな。
    とりあえずポイントに対してボリューム不足感は凄くありました。
    それでも、下手な長編よりよっぽど泣けました。

    自分が同じような状況に陥ったら、こんな風に周りから絶え間なく手を差しのべてもらえるだろうか?と何度も考えさせられました。
    そうしてもらえるだけの生き方を、自分はちゃんとできているだろうか?と。
    作者さんはご自分の努力を語るのではなく、周りの方の優しさや温かさばかりを語っています。
    そういうところがすごくいいし、そういう人だからこそお見舞いが絶えなかったんだろうなと思います。

    こんな状況には絶対になりたくないけれど、この人のように生きたい。
    素直にそう思いました。

    ページ数に対して必要ポイントが多すぎるので☆をひとつ減らしましたが、内容的には☆5です。

    • 12
  10. 評価:5.000 5.0

    興味深かった

    ネタバレ レビューを表示する

    作中のエピソードのなかで「そこまでドエライ事件になったことはないけど、自分にも少し当てはまる部分はあるなぁ」と思うことがチラホラあり、興味深かったです。
    発達障害って、ここからが健常・ここからが障害っていうはっきりしたボーダーラインがあるわけではなく、誰しもどこかに発達障害っぽさというものを持ってるものなのかなと考えさせられました。真っ黒か真っ白かではなく、みんなグレーゾーンの中にいて、黒寄りにいるか白寄りにいるかの違いでしかないのかも。
    片付けられないとか、特定のこだわりがあるとか、時間を計画的に使えないとか、健常者にも多かれ少なかれありますし。
     
    個人的にはあとがきの「障がい者」の件で、診断が下っている側である作者さんの受け止め方を知ることができたのがすごくスッキリしました。
    健常者が勝手に「害の字は差別」とか言ってるだけで、障害者からしたら余計なお世話なんじゃないのかなと常々思っていたものの、なかなか当事者側の意見を目にする機会ってなかったので。
    「差別じゃなく区別」という言葉に長年のモヤモヤが晴れました。
    純粋に内容も面白く、軽快な語り口や作者さんの人柄も好みでした。思いきってまとめ買いしてみてよかったです。

    • 40
全ての内容:全ての評価 21 - 30件目/全31件

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