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ありのままの最期
死を美化し過ぎずにありのまま描いているという印象を受けました。人は誰しも平等に死を迎える訳ですが、誰しも亡くなった時は必ず周囲の人が悲しんでくれるとも限らないという残酷さも時折垣間見えます。命の重さは皆平等と言いながらも、周囲の人がその人の生き様に価値観をつけてしまうのだなぁと考えさせられました。
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死を美化し過ぎずにありのまま描いているという印象を受けました。人は誰しも平等に死を迎える訳ですが、誰しも亡くなった時は必ず周囲の人が悲しんでくれるとも限らないという残酷さも時折垣間見えます。命の重さは皆平等と言いながらも、周囲の人がその人の生き様に価値観をつけてしまうのだなぁと考えさせられました。
疫病の影響により男子が激変してしまった世界(日本)という設定や登場人物の性別以外は史実通りのところが多いようです。日本の近世の歴史の学習を兼ねて読むこともできるのではないでしょうか。
女が多数の社会となり、男女の立場がみるみる逆転していく様子が描かれており、ジェンダーについても考えさせられる話です。
絵は少女漫画らしいですが、内容は競技かるたという名の一種のスポーツに本気で打ち込む高校生の話という感じです。かるた部創設者である千早は常にかるたに全力投球な一方で、他の部員や新入生にはやる気にムラが見られたりするところも部活系漫画らしい。
かるた経験とか性別とかは関係なくみんなに読んで欲しい作品です。
好きだからこそ西片にあれやこれやと手の込んだいたずらを仕組んでいる高木さんを想像したら、可愛くて本当に癒されます。西片も絶対に高木さんのことは嫌いではない(むしろ好きなのでは?)はずなので、いい加減付き合えよ〜ともどかしい気持ちになってしまうこともありますが、2人の様子を見ていると、この関係も悪くないなと思えてきます。
ゲイカップルの話ということで多少の色恋描写があるのかと思い、読んでみましたが予想以上にフラットな描き方に驚きました。同棲しているカップルという設定とはいえ、まるで熟年夫婦のような2人の関係を見ていると帰って清々しい気持ちにもなれます。
お互いが仕事で疲れていても2人で食卓を囲む姿には毎回ほっこりさせられます。
うちの両親もこんな感じだなと思い読んでました。
母親は子どもの前では旦那を立てるもの、でしゃばってはいけない、常に旦那を陰で支え続ければならないという無言の圧力が存在する感じがリアルです。
自分はそんな男と結婚したくないなとはつくづく思いますが、結婚してからもしくは子どもが生まれてから旦那のスタンスが変わっていくこともあるので辛いものですね。
どんなにがむしゃらに努力をしても、目指すのが難関校であればあるほど効果的な勉強法を知らなければ成績は伸び悩む。かと言ってテクニックを知っているからと言って楽して合格に近づける訳ではないのが大学受験なのだと実感させられました。
妥協せずに努力する生徒たちの様子は、努力をしたことがある人が見たら結構心に来ると思います。
音楽に長けた学生たち、というはたから見たらちょっと凄い人達のストーリーなのに何故かシュールで笑ってしまう描写ばかり。そこがのだめのいいところだなと思います。ストーリーが進む中で登場人物たちの成長や葛藤の様子も見られるので、ギャグばかりの薄っぺらい話でもないです。読み応えがあります。
妊娠や出産は喜ばしいこと、おめでたいことなのは確かですが、その幸せと死が隣り合わせになっているということを思い出させてくれます。これを読んでいると、軽い気持ちで妊娠や出産に臨んではいけないなと気が引き締まる気がします。若者の望まない妊娠が問題になっている今こそ、学校などで推奨して欲しい漫画です。
若い男性のヘルパーと、足に障害を負った男性の小説家の関係系を描いたストーリーです。ぱっと見た感じでは、2人の恋愛の話(BL要素)はあまりないかなという印象でした。
心を閉ざして人にはあまり頼ろうとしなかった主人公が徐々に相手に頼り始め、そこから2人の関係が深まっていく様子が見られる作品です。
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