4.0
発達障害の子の内側
全てじゃないんだろうけど、発達障害の子の内側というか、あーこうやって思って、こうやって苦しんでるんだな、っていうのを一部でも知ることができる。
理解されるのはきっと難しいんだろうし、嫌悪感しか抱かないでいられる人はそういうのとは縁のない生活をしていられる幸せな人なんだろうなーって思う。
でも、子供関連の仕事をしている人は読むといいかも。それでもわからない人はわからないんだろうけど。
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全てじゃないんだろうけど、発達障害の子の内側というか、あーこうやって思って、こうやって苦しんでるんだな、っていうのを一部でも知ることができる。
理解されるのはきっと難しいんだろうし、嫌悪感しか抱かないでいられる人はそういうのとは縁のない生活をしていられる幸せな人なんだろうなーって思う。
でも、子供関連の仕事をしている人は読むといいかも。それでもわからない人はわからないんだろうけど。
沖田さんの作品は良く読ませて頂きます。子供の頃は、その子に発達障害があるかどうかは本当に分かりにくくて誤解されることもあるかと思いますし、大人になってから実は自分はASだった、などどの症状が酷くて障害があると診断されるのかが分かりにくいですよね。でも障害があっても沖田さんのように自分を受け入れて漫画家として自立されているのを見ると、人の可能性は無限なんだと心強く感じてます。
障害そのものの苦しみよりも、
二次的な苦しみ、つまり自分の障害を周囲になかなか理解してもらえない
苦しみの方が勝ってしまうのが悲しいことです。
作者さんは記憶力がとても良く、
幼少の折からの様々なエピソードが鮮明に描かれているのを
興味深く読みました。
一番辛く感じたのはカズ君との思い出のお話でした。
×華さんの作品好きです。絵が可愛い。障害を持ってる子の思考がわかって参考になりました。いとこが障害者で子供の頃は自分中心でしか考えられないことにイライラしてたし大っ嫌いでした。姉のことは大好きでベッタリなのに、その他兄弟は絶対仲間に入れてくれなくて、あの子も×華ちゃんみたいに必死だったのかなと。考えさせられました。
いろんな障害があって、そのほとんどが知られていない
こんなふうに紹介してもらえたら、困ったことをする子が
困っているからそういう行動をするのだ、とか
悪意も困らせようという気もないのだということが
周りに分かってもらえるし、周りも少しは嫌な気分が減るかもしれない
がんばれ!
今までの人生の苦しみの理由がわかった気がしました。気持ちが楽になりました。沖田×華さんの作品に出会えて良かったです。
うちは息子が発達障害があるので将来の心配がありますが、☓華さんのこの作品を読む事で特性はこんな風に活かされるのかな?だとか、今どういう視野なのかな、とか息子の障害の事を少しわかってあげられる気がします。自分にはない特性だし他人にはわからないことなので。とても参考になります!
定型さんには理解が難しい当事者の心情が、わかりやすく語られてます。
我が子がやることが意味不明、理解できない!とイライラしてしまう人にはぜひ読んでほしいです。
本人なりに筋の通った理由があるのが分かれば、少しは納得した上で子育てできるかも。
発達障害っていう言葉を最近聞くようになりましたが、そんな言葉のない昔からあって誰かしら思い当たる行動があるのではと思います。この作者の方の体験と思われるこの作品は、客観的に自分とまわりをよく見つめてるなと思ったのと同時にそんな経験が度々あったんだと驚いた。
5話のエピソードが発達障害のある我が娘とそっくりで、今後こうなる運命が待っているかと思うと胸が締め付けられました。障害を公表してくださる事で社会的に理解が進めば…と思わせる作品です。保育園幼稚園の先生がたにも読んでいただきたい。