5.0
止まらない
著者の自伝。
若いころこんなんだったんだあ、と、
ほかのマンガをおもいだしながら、
楽しんで読んでいます。
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著者の自伝。
若いころこんなんだったんだあ、と、
ほかのマンガをおもいだしながら、
楽しんで読んでいます。
漫画家を目指す主人公の、時に笑いやほっこりを交えながらも切なく苦しい自伝的なお話です。
厳しいようでいて本当は暖かい先生の言動がしみます。
なにかを成し遂げ、作り上げる人は、こんなにも苦しんできたんだなぁ…
作者買いです!いつもいつも作品が本当に面白くてあっという間に読めてしまいます!それだけ時間を忘れてしまう
作者とほぼ同世代の元美大生です。私は作る方ではなかったけど、美大受験の雰囲気、楽しさ、辛さがこんなにリアルに伝わる漫画はないです。
加えて、この漫画は「師をもつ」ことがどういうことか、強く伝わってきます。ついていけない、そうじゃないんだよと先生に対して思いながらも、先生は教え子に自分の持ってるものをできるだけ与えようとする。そして教え子が師のありがたさに気づくのは、ずーっと後になってからなんですよね。そんな自分の苦い経験も思い起こす漫画で、最後の方に出てくる先生の「描け」という言葉に、あらゆる思いが詰まってると思います。
私も東京の美大を目指して美大受験向けの地方の予備校に通ってました。その時の先生がこの先生同様に荒々しく、課題ができてない生徒に空き缶、空き瓶が(!)飛んでくる、お昼にパン食べてたら「パンなんて菓子だ!飯を食え!飯!」と唾飛ばして怒鳴られる(理不尽すぎる笑)……今じゃあり得ないくらいスパルタでした(苦笑)。
そんな日々が嫌で仕方なかったのですが、これを読むとなぜかそんな日々も懐かしく感じました。
まだ無料分読み途中ですが、当時のことを思いだしながら読んでます。
昭和から平成の時代
まだハラスメントよりも熱意と称されあらゆる熱い気持ちが横行していた笑笑
行きすぎた情熱も思い返せばよい思い出なのかな
ゴージャスでユニークな作風でギャグセンス抜群の東村アキコ先生の自叙伝マンガ。人間味溢れる作品の数々は、きっと宮崎の土地で先生に出会ったから生まれたんだろうな。10代後半、感受性豊かな世代での出来事は、大人になって振り返ると恥ずかしくなる様な事も多い。しみじみ懐かしく、ノスタルジックな作品。
自分のことを冷静に振り返ることができて、どのように感じ、その時々をそれなりに考えながら過ごしてきたことが、こんなにおもしろいなんて…さすがです!
初めて読む作家さんで、どんなお話しかと思い読んでいますが、セキララに描かれていて、とても面白いなと思います
高校時代のアキコ先生の考え方にわかりみしかなく「嗚呼…自分もこんな感じだった…(笑)」と僭越ながら共感しました。
読み進めるほど何となく切なくなってきたり、やっぱり笑ったりで良い意味で忙しく楽しく読めます。