5.0
真の涙が溢れる 心震える 感動の2作品
ハイライト
〈主人公の男性(当時 高校生)が 高校教師に
恋をしてしまう。2人には 愛があるのに
哀しくも訪れる 障害と後悔。
それを乗り越え その先に見えたはずの
幸せが…そして…。〉
スコール
〈児童養護施設で 運命的な出逢いを
遂げる 男の子と女の赤ちゃん。
2人は 十数年後 恋人同士となる。
しかし 運命のいたずらに翻弄され…
そして そこに待ち受ける 真実とは…。〉
どちらの作品も 昔の思い起こし描写が
深みを創り出し、読者の心を 作品の中へ
自然と 連れていってくれます。
短編でありながら 2時間ドラマを見ているような 錯覚さえ起こさせます。
1作品目 ハイライトに登場する 彼の
せつなく 苦しく 悶えた様子に
心打たれることは 間違いありません。
その中からも放たれる 美しく 爽やかな
描写の一つ一つに、心が安らかに 清らかに
なっていくのを 感じることができると
思います。
2作品目 スコールにいたっては ティッシュ
無しには 読めません。
無邪気に笑う 涼の笑顔の裏の思いを
察するだけで 涙がとめどなく 溢れてくる。
愛し合う2人だからこそ 涙が
止まらなくなる。
嘘を装う 2人のせつなさが こんなにも
心を震わせるなんて!
最後に一言。
この作品に出会えて 本当に良かった!
本当に号泣したぁ!あぁ良かったぁー!!
何度も言いたい!!
八寿子さん ありがとーー!!!
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