【ネタバレあり】囚われの君に 目覚めのキスをのレビューと感想

可愛い男子

今回はなかなか好きと言えない男子特集です。

１話目
彼と一緒に島の研究室に行くはずが、フラれて１人で行くことになった主人公。
そこで出会ったのは、恋人の事故死が自分の責任だと思い込み、新しい恋に踏み込めない先生だった。
恋人の事で囚われた先生とフラれて傷心の主人公が、怖がりつつも新たな一歩を踏み出して行く話です。

２話目
中学生の時、好きな女子をイジメる男子がいたけど、まさにそれ。
海外に行っていたが大人になって帰国したケンが沙鳥の隣人に。
実はケンは中学生の時から沙鳥が好きでイジメていたのに、沙鳥は気づかなくて…。

３話目
鬼の上司は少女マンガ好き、料理好き、恋愛映画好きの乙女男子。
だけどこれは私だけの秘密。
上司の事をだんだん好きになる主人公だが…。

どれも照れ屋男子のなかなか好きと言えない感じが可愛いかったです。

大学院生な感じが超リアル！

表題作を最後まで読んで、ものすごく気分が盛り上がってます。
作家さん実は自然科学系の院生経験者なの？と、ど文系からは思ってしまいました。昔、ある教授と院生のお姉さんが夫婦で、論文とかの話になると敬語になるという関係に、妙にニヤニヤドキドキしたのを思い出しました。
離島での研究室風景がさり気なくリアルなところも、惹きつけられました。そして黒髪のイケメン…この作家さんの描く男性はオトナの雰囲気でカッコいいですね。
研究室の他のメンバーも幸せになってほしいなぁなんて思います。

絵も話も整っていました。

少し平凡な感じがしましたが安心して読めるお話でした。
私には刺激が足らなかったです。ドキドキ感がなかったというか。
ただ話の長さなど含めて読みやすい作品です。

囚われの君

囚われの君、はこちらだったのね。理系院卒としては、それっぽい空気も楽しかったです。好きなことには夢中になっちゃう感覚、分かります(笑)

この作者さんは男の人がイケメン^ ^
でも吐いたもの見られるのはちょっとイヤかも。
ポイント余裕できたらこの方の作品もっと見て見たいです。
笑えるしスカッとする子が多いです。

短編

こちらの作者さんの作品はほとんどよんでいますが、ほどよい短編で読みやすく、絵も綺麗で良いです。今回は少し悲しいお話でしたが、ハッピーエンドで良かったです。

2、3作目はよくあるラブストーリーだった。面白かった。
1作目は結構深い話で、読んでる方も好きなのに何故⁇と思ってしまう。でも深いのには理由があって、恋愛できないというか、しちゃいけないと、思い込んで「囚われて」いる人の話だ…過去に囚われて、閉ざされた状況で救ったのが彼女の「側にいる」の一言。あれがなければ彼はずっと囚われ続けたのかも知れない。

作者買いです

作者さんが大好きで購入してます。男性の寂しげなところや、弱さの描写が上手いなぁと感じます。短編だけど、ストーリーがしっかりしていて好きな作品の一つです

感動しました

タイトルだけ見た時は女性が囚われてると思ったから読みすすめていって驚きました。話の長さもちょうどいいし、内容も良かった。

絵がとてもきれいで丁寧に描かれていると感じました。彼も彼女も繊細。
仕事内容が専門的？な感じで、専門用語も出てくるし、この分野に詳しいのかなってくらいしっかり書かれています。
ですが、沖縄に一人で行くことになった理由というかこの設定に少し無理があるような……という気がして、イマイチのめり込めませんでした。