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まだまだ偏見があった頃に描かれた作品。男同士の恋愛と思って避けずに読んでほしい。二人の葛藤や愛情が美しいです。最後に女の子を引き取る選択したのも個人的には好き。
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まだまだ偏見があった頃に描かれた作品。男同士の恋愛と思って避けずに読んでほしい。二人の葛藤や愛情が美しいです。最後に女の子を引き取る選択したのも個人的には好き。
昔から好きな作者様です。
この作品がリアタイで連載(最初は前後編くらいの読切だったような)されてた頃は、赤ちゃんの漫画を連載をされていて、BL作品が出てきた時は「!?」と思わず驚きましたが、さすが作者様!ただのBLでは終わらな作品です。
舞台が米国なのも良きです。
当時、単行本で読みました。
BLだけれど、ストーリーが深くて、同性との恋愛だけでなく、社会的問題も、人間の孤独も、犯罪心理的なものも、丁寧に描いていきます。
主人公たちが大きな事件に巻き込まれていきますが、それを通じて、2人と取り巻く人々の絆は強まります。
誠実に愛し合う2人に引き込まれて、パートナーや自分の周りの人を大事にしたくなるような、とても素敵な作品です。
いわゆる腐女子向けの漫画と思わず是非読んでみて欲しいです。たしかに同性愛者を描いた話ですが、ただの男同士の恋愛ものではありません。最後に後日談がありますが2人が幸せになってくれて本当に良かったという思いと出来ればもっと2人で長生きして欲しかったという切なさがあります。でも添い遂げたのは本当に良かった
今でこそ性的マイノリティーを理解する風潮が定着しつつありますが、この作品が描かれた時代は差別にさらされ、ハリウッド映画でやっとポツリポツリと取り上げられ始めた時代。今のBLとは全く違うジャンルと言って良いでしょう。ヒューマンドラマかな。深いです。
連載当時読んでいて、こちらで見つけて懐かしくて読みました。まだマイノリティとかいう言葉さえなかった時代じゃないかなぁ。ラストのケインの言葉(回想?)が印象に残ってます。
つい最近この漫画に出会ったのですが、同性愛をテーマにした漫画が1990年代の少女漫画雑誌に掲載されていたということに驚きました。何と素晴らしい!
現代のBL漫画とは少し違う、同性愛者の苦悩や葛藤が存分に描かれたいる人間ドラマのような漫画です。ストーリーは、まだ同性愛者への差別や偏見の強かった時代のニューヨークを背景に、ゲイであるケインとメルが出会い、様々な障害を乗り越えて結ばれ生涯を終えるまでのお話。
何度も繰り返し読みたくなるような素晴らしい漫画です。
ラガワマリモさんの昔の作品なのかな?
絵がとても綺麗ですんなりと話に惹き込まれる様な内容で満足でした。
BLかと思い読み始めたけど、とても濃い内容でした。
メルの生い立ちは不幸の連続なのに、ケインと恋人になってからも、不幸にさらされてしまう。終盤は、映画のようなサスペンスでした。
ケインが、メルの元カレとヤッてしまうのがすごく腹立たしかった。
メルと恋人になって同棲してるのに!
なんでそこでヤるかなー?!
BLですが大好きな作品です。エロ満載の作品はそれはそれで良いとして、このお話は凄くリアルです。差別や偏見、貧困など読んでツライ部分もキチンと描かれています。皆さんが書かれてますが最後は号泣です!