3.0
微妙です
人の時(="しだ"と読ませている)を食う女の妖怪スザクとカマド。
死にかけた女子大生=宮森水城(ミズキ)の時を食おうとしたスザクは、何故かミズキと合体してしまい…という物語。
なんで"命"を食うと言わずに"時"なんだ…っと、違和感もって読んでたら、主人公ミズキの祖父母三人がこの"時"を分けて貰って一時的に若返っています。その為の伏線だったのね…。
スザクとカマドの正体は…っていっても「我らにも分からぬのじゃ」というばかりだし、
謎の敵がミズキの周りに出没して、友達を襲ったりいろんな攻撃してくるけど、この敵の正体も明かされぬまま、ただ話がそれらの"不思議"と共に流れていきます。
作者さんも種明かしを考えてないのかもしれない…と思うほど、謎解きが進みません。
"時"を食うという妖怪達や敵にまつわる不思議な逸話とギャグが楽しい人は飽きないだろうけど、私はイマイチでした。
祖父母の若返りという一大イベントも、さほどインパクトなかったです。
作者さんには申し訳ないけど、ギブアップさせて頂きました。
女性の絵は綺麗で魅力的だと思います。
ただ、読者サービスかもしれないけど、不必要に裸になったりエロギャグが多くて、女性の読者としてはちょっとしらけます。
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