4.0
軽く読めるファンタジー
主人公が敵国に嫁ぐところから
始まるストーリー。
はじめはただの契約結婚だったけど
そこから変化するお互いの感情や、
ひたむきに寄り添う付き人ロキとの
関係の変化、
主人公が持つ不思議な力や
色んな人種が出てくる世界観に
とても引きこまれます。
皆さんが言われてる画力について、
確かに戦いのシーンは迫力に欠けますが
そこは見所とまでは思わなかったので
私は特に気になりませんでした。
主人公ナカバが不遇な生い立ちにも関わらず、結婚を切っ掛けに自身の人生を切り開いていく様は夢中になって一気見です。
前半は主人公と敵国王子との関係にキュンキュンできて、後半、付き人ロキの主人公に対する思いに心が締め付けられます。
マイナス点は何度も読み返したいかという点でマイナス1。
良くも悪くも軽く読めます。
- 10