3.0
ラストに捻りを
いわゆる犯罪者の表の顔、ギリギリいい人そうなんだけど、どうにも気持ち悪さを拭えない、そんな顔を描くのが本当にお上手な作家さんだなと思います。
もちろん裏の顔、真の姿はもっと気持ち悪いんですが、表の顔と交互に描く事によって嫌悪感が更に増幅されますね。
ただ、全体的なストーリーの流れには少し違和感というか、無理がある様な気がしたのでこの評価にさせて頂きました。
後、女性のラストはワンパターンです。
それがお気に入りなんでしょうけど、私が知る限りでは他の2作品でも同じラストを使われてるので、3つも一緒なん?と若干呆れてしまったというのが正直な感想です。
まぁ、それでもなんだかんだ言って怖いもの見たさで読んでしまう作家さんではあります。
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