みんなのレビューと感想「薔薇のために」（ネタバレ非表示）

読後感は、グッとくる多幸感。

めちゃくちゃに複雑な家庭と人間関係、親子の葛藤、兄妹愛？、美醜の格差、、、様々な難しさや悩みの中で、「ブスデブチビ」の主人公が周囲の人を巻き込みながら、たおやかに成長していく姿が、ほっとするような世界観で描かれています。

昔の作品だそうですが、テーマに古さは感じず、むしろ最近のラブストーリーとはちょっと質の違う、優しさや深さにあふれた作品。
クセのある登場人物が、みんな魅力的。最後まで読みきりたい名作。オススメです！

内面の美

みにくいアヒルの子状態の ヒロイン ゆり。その容姿から 傷つくことばかりだが 心根の良さによって 魅力を発揮していく。嫌みなく 取って付けたようでない 作者のヒロインの描き方は絶賛◎ 美形家族達も◎

名作

大好きな作品です。初めて出会ったのは中学生くらいの頃で、その頃はまだなんとなく普通に読んで、普通に感動…くらいでしたが、大人になって再び読み直して大号泣でした。何年たっても色あせない素晴らしい漫画だと思います。主人公の心がきれいです。きょうだいたちも毒の中に愛があって、人間としてとても芯のあるいい人たちです。笑えるところも随所にありながら、心の描写に泣けます。本当におススメです。

本買おうかな。

これは、もうっ!!ぜひ、無料分だけでいいから読んでほしい‼無料分だけでこれからどれだけ面白くなるか、感動させられるかが想像できます!!
こんな素敵な恋ってあるのかな？ってそう思います。絵も美しいし、心理描写の描き方がすばらしい‼
名作って、その時は気づかないけど、少し時がたって読み直したときに初めてかみしめるなぁと思います。
この漫画は間違いなく名作です。
ぜひ、おもいっきり泣いて笑って楽しんでいただきたいです＼(^^)／

名作

美しい人とは外見だけではなく、人間性も含めて評価されるべきなのだろうと改めて考えさせられた作品。登場人物が全員魅力的。変わり者で意地悪で優しくて美人な家族にかこまれた主人公がうらやましい…20年くらい前に出会ってからずっと心のバイブルです。

笑いと感動💦

漫画の中で「私可愛くないから」と言うシチュエーションはありがちだけど、大抵みんな可愛い😥顔の半分くらい目があって💦でも、ゆりは本当に少女漫画にはそぐわない容姿。そうだとやはり応援する気にならないんだけど…
ゆりの劣等感や自虐ネタは大抵の女の子は感情移入できるんじゃないかな？
花屋敷家の美男美女も、口こそ悪いけどしっかりと内面を見てくれる人たち。なんと言ってもお話に深みがあるから、ゆりのことも応援したいし、みんな幸せになって欲しい。
もう今月2回課金しています。でも、やはり最後まで読みたい。毎月チビチビとは待ってられない。3回目の課金するしかないか😆

札幌の洋館は昔、結構あった

小さい頃札幌に住んでいて、当時はペチカのある洋館とか外国人宣教師の幼稚園とかあった。芝生の大きな中庭に薔薇のためだけの温室がある家とか。オシャレな主婦は薔薇を植えるのがトレンドだったらしく、友達の家に行ったら、プレゼントに薔薇を切ってくれて驚いた覚えがある。50年くらい前の事。
なので、すんなり話に入っていけた。後半、スミレが少し面倒臭くなり、前半の叙情性が損なわれるが、美しい秀作だと感じた。台湾ドラマにもなっているが途中で止めてしまった。雪の札幌に赤い薔薇の情景が必然なのだと思う。

懐かしの…？

この作品、もうそのカテゴリーに入ってしまうんですね。
でも、今読んでも全く懐かしのではなく、色褪せず面白い。
ゆりが綺麗になっていく速度はゆっくりだけれど、確実に心の成長を伴って育っていく。
花屋敷家の姉兄弟、そしてばあや。
複雑な人間関係がより合わされて絆を結んでいく。
母親のかたくなな心も、ほどけていく。
何十年でも読み継がれて欲しい、家族、恋、情。
この作品を読んだ後は、凪いだ海のように綺麗なものだけが残る景色を見ているような気持ちになる。

子供の頃姉と母がどハマりしていて、なんとなくつられて読んでいました。
コミックスを全巻捨ててしまって忘れていたのですが、めちゃコミで読めるとは！
大人になって読むと子供の頃は理解しきれなかったことがよくわかり、すごい漫画だったんだと驚きました。
長いけれど、何度でも読み返せる作品です。
もうセリフを覚えるくらい読んでいますが、読後はいつも幸せな気分になります。
ゆりみたいになれたらなぁ…でもなれないなぁ…

主人公を応援しちゃう

主人公のゆりは自分の容姿にコンプレックスを持っています。
でも、ホントに明るくて、頑張り屋で、やさしくて、繊細な女の子らしさもあって。
とっても素敵な女の子なんです。
そんなゆりは可愛い！
人は見た目！というのは真実です。
でも見た目には、必ず、人の中身が滲み出ているということ。

見た目が大事＝中身が大事
だと思います。

ツライことがあっても強く前向きに笑って生きていこうとしている主人公のゆりに励まされました。