5.0
6話目でハマりました
タイトル見て、私が興味もてるお話なのかな?と思っていたけど、絵が好みだったので読んでみることにしました。
ネアの思考が、まず面白いです。不幸な生い立ちで、色の出ない紅茶を飲むような生活から、いつの間にか不思議な森に迷い込み、迷い子とも認定されないまま歌乞いとして保護され、美麗な魔物ディノと契約し、ネアを保護する為に形式上の婚約者となってるエーダリアがディノを見た途端に失神してしまったことから「純粋な恋する男性」と思い込み、「魔物は同性の方を恋人にすることはあるのでしょうか?」と、ディノとエーダリアをくっつけようと画策……面白すぎる!
失神したのは高位魔物に対する畏敬の念が強すぎてと、普通は思いますよね?ぞんざいに扱って欲しいというのは、周りの魔物たちも皆ディノを見た途端にかしずく環境にいるからで、被虐的嗜好とは違うよね?たぶん、ディノ様くらいになるとネアの変態さん認定、気付いてるだろうけど、そんな失礼なこと考える人、周りに誰もいないからそれも嬉しいのか?
契約した魔物は歌乞いに執着するということは知ってるだろうに、ネアもディノの頭を撫でたいくらいには可愛くて思っているだろうに、運命的な出逢いに抗っている様子が微笑ましいというか、これからも見守っていこうと心に決めた次第です。
ずっとあなたの傍にいたい!いつかネアがそう願い、その願いをディノが叶える、そんな未来があったらいいなと思います。
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