2.0
う~ん結末が
会社の仲間の繭とみのりだが、繭はみのりから一方的に残業を押し付けられ、注目されたり人から感謝される仕事は横取りされ挙句は仕事で抱えたストレスから犯した万引きをみのりに見られ脅迫、強請られる。
繭の彼氏にも接近したりと、100%完全に嫌われ役のみのり。私もみのりは当然大嫌い。でも主人公の繭は弱すぎる。付けこむ余地を作っているのは自分、そこははっきり断れ!と読んでいて腹が立つ位。弱い自分、断れない自分を善良な人間と勘違いして酔ってない?みのりの繭に対する追い込みが刑事犯罪レベルにまで達して読むのが辛くなってしまった。ここまで行くと日常にありがちな範疇を超えてしまうから。そこまでいかない軽度の嫌がらせや弱みをちらつかせ自分の意思通りに動かそうとする人間はたくさんいるし、そこでやめておけば共感できるところもあったかもしれない。エンディングは余りに短絡的でビックリしてしまった。作者さん、失敗作と割り切って早く終わらせようとしたのかな?結末は腑に落ちない。かなりの消化不足。
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