【ネタバレあり】聖女の揺籃、毒女の柩のレビューと感想

狂気の深度

両親を亡くした兄弟が、離島の児童養護施設みたいなところに行くのだが、そこのシスターが狂っている、ついでに他の皆も狂っている（たぶん洗脳的なことをされて）、という話。

はっきり言って、私は人間の狂気に惹かれる。
それを私が明確に自覚するようになったのは、大学時代に映画を観漁っていた頃で、特にデイヴィッド・リンチの一連の作品群を観て、「ああ、俺はこういうのが好きなんだな」と思った次第である。

ちなみに、私は狂ってはいない。
まあ、狂っている人間は自分ではだいたい狂っていないと言うらしいが、まあ、それはいい。
言いたいことは、私は所詮、一般ピーポーだ、ということだ。
だから狂気に惹かれるし、それを覗き込みたくなるのだろう。
ニーチェ曰く、深淵を覗き込む者は、云々。
とにかく、私は一般ピーポーであるから、狂気の本当の深さや暗さは、わからない。
覗き込んで、底が見えない、ということだけが、わかっている。

そういう意味で、本作のシスターの狂気というのは、乱暴に言えば、非常に薄っぺらく、嘘臭い。
「そんな奴おらんやろ」の一言で斬って捨てられるレベルの、作り物の狂気。
誤解しないでほしいが、嘘臭い、という一点は、確定のマイナスではない。
バリバリに嘘臭いにも関わらず、たまらなく魅力的だ、という狂気もフィクションにおいては存在し得るからだ。
これだと、「そんな奴おらんやろ。でも、ヤバいな」という評価に変わる。
別に狂気の表現に限らないけれど、リアリティーもない、魅力もない、というのは、ちょっとしんどい。

星をひとつ足したのは、主人公の「弟」の位置づけが上手いな、と思ったからである。
主人公はシスターに真っ向から対立するが、弟は早々に籠絡され、「あっち側」の人間になる。
自分の大切な人が狂っていくのを見るのは、相手が死ぬより辛い、と私は思うから、この設定で主人公の絶望感を煽るのは実に意地が悪くて、作品の性質上、いいじゃない、と思った。

こわい。。。

閉鎖された人間関係の中で、お互い苦しみながら逃げ場もなく、子供達が可哀想すぎるぅー
痛々すぎ。。。
ホンマこの聖女ヅラしたキ◯ガイ女。。。。
ムナクソ悪くて最後までよめなかった。。
でも続きは気になる。最後まで結局読んでしまいそう。

約束のネバーランドのように、みんなで団結して逃げよう！系かと思いきや違いました。　狂った人間に支配されて、子供たちも洗脳によりおかしくなってしまうのが狂いすぎてておもしろいです。

は？

ラストが微妙すぎる。
ポイント一気づかいして読んだけど
こんなエンドなら読まなきゃよかった。

続編を匂わせる映画見たいな終わり方。

1巻を無料で読み、結末が気になり最終話だけ購入。ネタバレサイトで読みましたが確かにスッキリしない終わりかたですね。

最初の方の無料分だけ読みましたが、このシスターはかなりヤバいですね。
マンガといえどちょっと引いてしまいました。

気持ち悪い絵柄に惹かれて読みました

サイコパスなシスターによる理不尽な支配です。こういう内容、気持ち悪いけどなぜか見てしまいます。主人公が仲間を見つけられたところ救いです。

恐怖の児童養護施設

離小島に建てられた、親の無い子の施設。美しいシスターは、実はサイコパスな人格の人間でした。洗脳された子ども、あるいは洗脳されないように必死でもがく子ども。読むたびに恐怖を感じる。主人公の兄と弟が、無事に抜け出せるように毎回祈ってます。

続きが気になる！！！

一気読みしました。絵も綺麗だし読みやすくてとにかく続きが気になる。
シスターからしたらここは本当楽園だろうな〜。
ジューゴみたいに逆らって反逆企ててる子供の心を折るのは面白くて仕方ないだろうし、子供がどんどん洗脳されてく様を見届けるのも自分を殺して従順でいい子のフリを頑張ってるのをみるのも楽しいだろうし、踏み外したのを発見したら自分の手を汚さずに堂々と虐待できるやった〜になるし。どう転んでもウキウキワクワクな毎日をシスターは過ごしてるんだろうなー。
ところで学校もなく教師もいない孤島に児童養護施設なんて作れるのか？外部からの監査とかないのだろうか...？お金はどうしてるんだろう？と気になるところがいっぱいあるけど。笑
一応18才までってなってるみたいだけど勉強もさせてないしさ つ じ んばかりさせて社会に出す気なんて微塵もない 笑
ご褒美の飴も見るからに薬物混入してそうだし。
最終的にはこの施設が世間に公になって
ジューゴも助かってシスターに罰が下されますように！！せめて読後感はスッキリとしたものにして欲しいです！！