4.0
感情消して幸せかどうか分からないよね。一つだけではないし、色んなことが崩れちゃう。読んでいてそう思った
- 0
感情消して幸せかどうか分からないよね。一つだけではないし、色んなことが崩れちゃう。読んでいてそう思った
表紙の絵がとても不気味なので、ホラーっぽいのかと思ったらなかなかに深いテーマ。の、わりに二話でサクッと終わるパターンなのでモヤモヤせずにいられますが物足りなさも少し。消される感情は誰にでもあるものなので色々考えさせられます。
アンハッピーエンドが多いのです。だけど、感情を捨てに来る人達の悩み苦しみや、事務所の人達の言葉など、自分に重ねて考えてみる部分もあり、なるほどと思わされる言葉もちょくちょく出てきますので、じっくりセリフを噛み締めながら読み進めています。
怖いけど面白いです。
女の子でもとても読みやすいですが、怖いです
ストーリーがしっかりしていてとても良いと思いました
いや、感情ではない。記憶かも。感情が一つ無くなった自分を想像してみた。マズイ、普通の人ではなくなるな。
1つの感情を消すというのは極論で、せめてその感情を抑えるというふうにしたらもっと上手くいくとは思うんだけど…負の感情って紙一重で、コンプレックスがあるからこそそれをバネにすることもできるし、恐怖の感情は先立つリスクに備える自己防衛にもなる。それをごっそりなくしてしまうということは、おそらく人格の破綻につながりかねない事態を招いてしまうだろう。作品が伝えようとしている内容は短絡的で荒削りな印象はあるけれど、1つとして要らない感情なんてないんだと逆説的に伝えようとしているのではないか。確かに評価が低いのは頷いてしまうところもあるんだけど、そのように考えながら読んでいけば少し見方も変わってくるのではないかと思った。
最初は、多々良が特別な超能力を使って、依頼主から希望された感情を消す事を受けてどんどん施術していく話なのかと思いました。でも、自分を変えたいと思っていてもなかなか行動できず悩んでいるさゆきと出会い、話の後半では多々良君がどうしてその超能力を得る事になったのかを知り、さゆきとの心の距離も縮まっていく感じが伝わり、面白いと思いながら読み終わりました。後日談のような形で、この事務所や2人のその後を読む事が出来たら、嬉しいなと思います。
評価は低かったけど‥全然有り。
特定の感情を消すと言う能力がある多々良君。
それが使えるようになったのは姉の自殺を経験したから。
感情に振り回されるにはどう乗り切るか。奥深く考えさせられる。
お話は面白いです。絵も奇麗。ドラマ化できそうな感じです。が、感情って、怒りとか嫉妬とか、名付けられるようなわかりやすいものばかりじゃないとは思いますが。たしかに、嫉妬が向上心の原動力だったりしますよね。
感情を消すことができるという不思議な能力を持った男、過去にいろいろあったみたいだが、毎回依頼者の消したい感情が違うので読んでいて飽きません。