5.0
耽美といえば
耽美、退廃的といえばこの作品。
読む前からなんとなくそう思っていましたが気になりつつ、グロいと聞いてちょっと躊躇していました。
噂通り、グロかったです。
原作の舞台や映画は未見なのでこの作品のみの感想ですが残酷でグロいのに美しい、気持ち悪いのに面白い。
相反する感情でぐちゃぐちゃになります。
BL好きなので、純粋にBLものとしてもせつなくてよかったです。
- 1
耽美、退廃的といえばこの作品。
読む前からなんとなくそう思っていましたが気になりつつ、グロいと聞いてちょっと躊躇していました。
噂通り、グロかったです。
原作の舞台や映画は未見なのでこの作品のみの感想ですが残酷でグロいのに美しい、気持ち悪いのに面白い。
相反する感情でぐちゃぐちゃになります。
BL好きなので、純粋にBLものとしてもせつなくてよかったです。
グロは得意なはずなんですが、それでも具合が悪くなってしまうような気がしてしまいましたw
ただそれでも惹かれて最後まで見てしまったのはこの退廃的な少年たちの行く末が気になったからですね。絵が味があって、綺麗で不気味。キャラデザインにとても惹かれました。この物語がこの内容ではなく、生きていけるような内容だったらこのキャラ達もっともっと人気出たんじゃないかな‥。でもこの読後も浸れる薄気味悪さがこの作品の良さなんでしょうね
40年ほど前の東京グランギニョルの舞台を劇画化したもの。人間性否定の機械文明と共同体的絆が破壊されゆく時代背景の下では確かにこういったディストピア的な破滅美が現実味を持っていたが、さて、今日振り返って読んでみると、近視眼的な視点がやや鼻についてしまうことは否めません。大破壊のもたらした傷を生々しく引きずっていた時代の、新しい価値観を模索しようともがく懸命さが遠くに透けて見える気もして懐かしい。
昔からタイトルは知っていたものの、読む勇気がなくて避けていたのですが、好奇心に抗えず読みました。
かなりグロいですし、最終的に誰も救われません。
なので読む人を選ぶ作品だと思いますが、グロくてかび臭くて気持ち悪いのに、耽美で退廃的な世界観に私は堪らなくハマってしまいました。
元ネタの舞台の方は別物と言う認識ですが、こちらも叶うことなら観てみたかったです。
もともと存在は知っていましたが読んだことはなく、初めて読みましたがとても面白かったです。
2、3巻はあるのかと思っていましたがまさか一巻で完結とは思いませんでした。
そのため展開も早く気持ちのいいスピードで読み終えられました。
逆に何巻かあると話の重さ的にしんどくなっていたかも…
最後にはライチに感情移入してしまい少し辛かったです。
これはもう本当に傑作だと思う!
絵柄は古い感じがするけど、それも相まっていい感じに不気味ですね
犯罪がまかり通ったり、同性愛がダイレクトに描かれてたり、生々しい半面
ライチが燃料という少女的な発想…
光クラブの名前の所以も純粋な子供時代からきてたり…
と、とにかく飽きないストーリー
何回も読み返してます(笑)
舞台を観て気になり、購入しました。舞台でもかなり奇抜な演出でしたが、原作でも本当に残酷な描写が多く、舞台が忠実に再現されていたことがわかりました。まだ全部は読んでませんが、割とすきな世界観なので、原作でも楽しみたいと思います。少年たちの、純粋であるが故の壊れた思想や残虐性が見事に表現されていて圧巻です。
少年たちのナチスドイツへの憧憬が凄まじい。頭の中でのことを、3D化してしまうと、こうも残酷な現実になるのだろうか?しかし、作者は最後まで美しさを描くのを捨ててはいなかった。ロボットが感情を持つということが、救いの手になるのか?逃避、同性愛、性愛、ファンタスティックに描かれている。
↑のアングラ劇が原作の残酷劇画。
表紙を見て世界観合いそう!と思ったら買って間違いないと思う。
少し登場人物の感情やシナリオをいじってるとはいえ、ほぼそのままモデルの作品を再現してるのでサクサク進んで盛り上がって幕を閉じます。映画版ともかなり近いです。
耽美、エログロといった江戸川乱歩を連想させるような世界観。かなりグロい、描写もあるので好き嫌いの分かれる作品かなと思います。