【ネタバレあり】鬼が慕うは祟り神のレビューと感想

絵本のような素敵なお話

エロが無ければ学校の課題図書になりそうなくらい良い話です。笑
もぅこのお話はとにかくキャラが素敵なんだなー。人間のエゴで荒れた土地を守り、その結果祟り神になってしまったシィ様。でも誰も恨むことなく全てを受け入れる神々しさに涙がでますよ。それを慕う鬼の子椿丸の想いも一途で見ていて微笑ましいです。
ひとりぼっちのシィ様を想いずっと側に居たいと願う椿丸。対して、朽ちゆく自分とは違う彼の未来を案じて外界に帰してやりたいと願うシィ様。お互いがお互いを想うが故にすれ違ってしまうこのもどかしさよー！あー！切ないッ！叫
最終的に結ばれてもぅホントに良かったです！涙
途中もぅダメかと思って本気で泣きましたからね！

ただ難点を言えば、物語が全編通して余りに素敵すぎたのでエロエロな要素を見ることに罪悪感？が生まれてしまった。エロメインで買ったつもりがなんてこったいw
普通に2人が愛し合う感じならまだよかったのですが、前半は全部触手(正確にはシィ様の背の根っ子)でお手伝い的な感じだったので。それも色々訳ありで、椿丸が罪悪感から泣いてしまったり、シィ様もシィ様で苦しかったり…うーん。なんか色々切なくてエロエロな頭になりきれなかったw

お話やテーマが立派すぎるので、これだったらエロはもっと軽めでサラサラっとしてた方が全体的な話に合っていた気がします。もしくは最後に結ばれる時だけで良かったのかな？まぁ特に気にならない方はいいかも！

あ、こんだけ言ってアレですが、椿丸はとにかくフェロモンただ漏れでエロエロでトロトロで可愛いです。それだけは間違いないです。笑

12話あたりから涙が止まりません〜｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡触手とかは苦手で避けていたので一度も読んだ事は無かったのですが、こちらはレビューだけでなく他の所でも評価がけっこう高かったのでチャレンジしてみたら、もう！最高じゃないですか！BLとか、エロとか、そんなん一切関係なく、誰かを大切に思いながら自分を犠牲にして、鬼や村の人達を守ろうとしてた祟り神は人として(あ、神様か)尊敬に値します。漫画ごときで大げさなと思われるかもしれませんが、本当に心洗われる素敵な作品でした！！

絵もストーリーも良い

この作家さんは、基本、悪人を置きません
なので、終始、幸せな気持ちで読めます
大体、ハピエンです
今回は、鬼と人間との子で、身売りされる途中、祟り神となった山神に拾われ、親子のような、主従関係になるのですが、心の葛藤も優しさも独占欲も描かれており、最後、穏やかだったふたりの生活が奪われるのですが、それがきっかけとなり、祟り神としての柵を払拭出来たので、良かったです
最後にかけて行き急いでる感が否めない作品が多い中で、この作品は、躍動感はあっても、そういう節が無く、良かったです

ハッピーエンドでよかった！

高評価だったので試し読み。

エッチシーンは少なかったのですがそれが目的で読んでいたのを忘れてしまうくらいいいお話でした。

まず椎様(神様)、人間のエゴで祟り神になってしまったのにそれすらも受け入れる器、さすが神様…！！

そして鬼と人間のハーフの椿丸。本当に純粋な子で、しい様を想うことに罪悪感を感じてしまっていてもう読んでるこちら側としては好きになっていいんだよ！って胸がギュッと苦しくなりました。

前半はお互いがお互いに恋心を抱いてしまうのに罪悪感を感じでてなかなか想いが通じずムズムズしてしまいました。だから想いが通じ合ってからのエッチシーンは本当に愛し合ってるエッチで感動してしまいました。

後半は椿丸がお腹に子を宿し母になるのですが、BLで子供を宿し生むというのは人外だからこそ出来た設定だったと想うし2人が信頼し、愛し合う過程を見ていたからこそアリな設定だし読んでいてハッピーになれました。

絵も素敵で読みごたえあると思います。ぜひオススメです！

優しくて切なくてエロくて

御神木だったが切り取られ、祟り神になっても山を守るひとりぼっちの優しいしい様。
元は木なんで根っこ(触手にしか見えない)があり、精気を喰う椿丸の食事は根っこからです。

椿ちゃん成長すると筋肉成分むちむちのえろボディになるので、食事だけでも汁気たっぷりでえっちぃ。更に性欲処理の問題もあり、触手好きな方にはよろしいのでは。
前半は疑心暗鬼になった人間に本体を焼かれたが、鬼として復活したしい様。縛られてきた山を離れ、二人での幸せな生活(ガッツリいちゃいちゃ)

後半は半人である故に寿命が短い椿丸が年老いていく、凄い切ない。(まじ泣く)
しかし鬼として復活！良かったね〜いちゃいちゃしてたらまさかの妊娠、からの双子出産。
で、この双子が自立してからの梟さんとの3人絡み。後半は盛り沢山ですね！根っこが無くなっても乳とアレで汁だく。

雷神〜みたくしい様１人残されちゃうの？と思ったら、ちゃんと幸せにしてくれました。
途中色々ありましたが、安心して読める良いお話ですよ。エロみも強いしね。

無料分からの一気に課金しました！
BLはファンタジーと言われますが、まさにファンタジー、他に書かれている方もいらっしゃいますが、本当に良い童話のようでした。言い切るにはエロがあるので難しいですかね。
椿丸としい様のお互いを想う気持ちが非常に尊い。
辛いシーンがいくつかありますが乗り越えますので、安心して読み進めて頂きたい。それでも泣けます。
全話読みましたが、いつまでも椿丸としい様が幸せでありますようにと願うばかりです。

もう、BLで号泣したのは初めてですよ(笑)💦
なんと、愛情と慈しみの深いストーリーなのでしょうか。

しい様が祟り神として山にいた頃。

椿丸への思いの強さから鬼に生まれ変わり、椿丸と共に生活を始めた頃。

人間と鬼のハーフである椿丸が寿命を迎えたかと思いきや、鬼の部分だけで生まれ変わり新たな生活を始めた頃。

椿丸が子を宿し、親としての新章が始まった頃。

その時々で涙無くしては読めませんでした。物凄く素敵な作品だと思います。

尊すぎる。

ＢＬはファンタジーだと思ってつねに楽しくいろんな作品を読んできましたが、初めてこんなにも泣けてクスッとできて、ファンタジー満載な作品に出逢いました。
元々山の神様と祀られていた大黒椎様と、半人半鬼の男の子の話なんですが、長いことお互い両片想いのまま進み、ある大きな事件がきっかけで椎様が消えかける寸前に！！そのあとどうなる！？
という内容なんですが、お互いをとてつもなく大切に想っていてとにかく神聖なんです。
ハッピーエンドなんですが、その後もすごく読んでみたくなるし、何度も何度も読み返しています。
灰崎めじろ先生は違う作品で読ませていただき、人外の作品を描かれることもあるみたいですが、この作品はとくに最高傑作だと思います！！
映画化してほしいくらい！！！笑
絵に少しクセがあるかなと思うので、最初はちょっとな〜と思ってましたが、まっったく気にならなくなりますし、とにかくストーリー重視で読んでみてください！！
えっちな部分もたくさんあります！！
ザ・本番っていうのはお話の中盤くらいですが、それまででもかなりエロいです。そっからももちろんエロいです。
とにかく読んでみてください！

神様と小鬼のスピードラブ！！

灰崎めじろ先生の描く鬼のお話が好きで購入。 前の話は神様と人間でしたが、今作は神様と鬼の子。
崇められていた神様が鬼の子と出会い、ふれあっていくほのぼのエッチ系かと思いきや、怒濤の展開で、まさか！！って思いましたが、無事ハッピーエンドで良かったです。
後日談も可愛いっ。
灰崎先生のストーリー展開は結構早いのが特徴なのかなっと思いつつ、そのテンポであっという間に一回読み、さらに読み返して、ふふふと堪能しました。

一途な2人

絵と設定が好みで読ませてもらいました。鬼と神様との恋なので男々しいものかと思ったら自分の想像とは全く違うものでした。鬼という名の天使を愛おしすぎて狂愛しそうになる神様…。相手を思うが故にすれ違って、むずむずしながら早くお互いの気持ちに気づいておくれ、こんな2人の想いが通じ合ったらどうなっちゃうの！と楽しみながら読ませてもらいました。素敵な作品です。