5.0
ほのぼのした作品なので安心して読み進められます。涙や感動も多く、心が揺さぶられるストーリーでしたよ。
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ほのぼのした作品なので安心して読み進められます。涙や感動も多く、心が揺さぶられるストーリーでしたよ。
宗太が実家の香川のおうどん屋さんに戻って来た所から始まる。
父親が亡くなり、姉と二人で家を売ると決め、片付けに来た宗太が店の鍋の中で眠っていた子狸を見つける。子狸は幼い少年に化ける
が、興奮したり疲れたりすると耳と尻尾が出てしまう。宗太はポコと名付けた。そのポコと田舎の友達等との交流から、宗太は東京
から香川に戻ってくる事を決めた。これは田舎から東京に出て来た自分にも身につまされる話。実際実家が無くなってしまうと考える
と田舎に帰ろうかな…とか考えてしまう。ポコと暮らすうちに地元の良さをもう一度強く感じた宗太の気持ちがとてもよくわかる。
まだ途中だけど、宗太にとってのポコの存在の大きさ、大切さ、そしてポコの健気さ、可愛さに胸がキュ〜ンってなりました。
もう、キュンキュンします。幼いタヌキ少年が可愛すぎる。化けるのがあまり上手じゃないから、しっぽや耳が興奮すると知らずに出てしまい、とても心配です。
宗太と二人で暖かい家庭生活がいいね。宗太の家族、友人、周辺の人々、舞台の四国や瀬戸内海の島々もいいですね。
本当に、癒されます!
金色毛鞠ちゃんがあまりにも可愛すぎて悶絶しながら読み進めなくてはいけない、難易度高めの漫画です。香川県の人なら知ってる場所がたくさん出てくるからより楽しく読めるんだろなと思います!
もう可愛いすぎ
でも最後は号泣しちゅいました。
また2人会えたらいいのにな
香川のいい所もたくさん紹介されてて、さっそく香川に行きたくなりました
なんと純粋なストーリーでしょうか。動物好きならトリコになりますよ、きっと。切ない気持ちになったり、ワクワクしたりと心に残る作品でした。
ぽこの純粋さまっすぐさが、ギスギスした心に染みます。愛おしくて優しくてほっこり。
時間に追われて生きる大人に染みるお話だと思います。
ポコちゃんの可愛いことこの上なし!主人公の宗太も友人のナカジや先輩のダーハマさん、その他の登場人物たちの個性あるキャラがいいですね。
ぽこちゃん可愛すぎて、宗太が優しすぎて、周りの皆もいい人ばかりで本当に癒やされました。最後は涙なくしては見れません。大人な自分ですけど、こんなファンタジーがほんとにあるかもしれない、いやあってほしいと思ってしまいました。最後まで読んだら色々切なくて胸がギューっと苦しくなりました。色んな人にお勧めしたい。
父を亡くし、廃業したうどん店兼自宅を処分するために帰省した宗太と、ずっと昔から「化け狸」として生きてきた「ポコ」孤独な一人と孤独な一匹が出会って、極上のハートフルファンタジーが生まれました。
初めの1ページから最後の1ページまで、とにかく隅から隅まで、四国の、瀬戸内の、そして香川の魅力に溢れています。ポコが化け狸ということを除いては、全て事実ではないかと思うくらい言葉、食べ物、気候風土が誠実に描かれ、彼の地への郷愁を誘います。そして、そこで宗太とポコが繰り広げる物語の、何とあたたかいこと。ああ人って、土地と繋がって、人と繋がって、想いと繋がって生きているんだなあって、改めて感じさせてくれました。
毎話、鼻の奥が痛くなったり、目頭が熱くなったりと、心のリハビリテーションをしながら読み進めていましたが、最終話付近は涙腺崩壊、心のダム決壊で、ティッシュが何枚あっても足りませんでした。分かってはいたけれど、心のどこかに「もしかしたら…」と願う気持ちもあったのでしょうね。だからこそ、ノンフィクションファンタジー、「ポコ」という化け狸が存在するのなら、この結末しかなかった…とばし読みはせず、1話1話読み進めて、最終話「俵製麺所」にたどり着いてほしいと思います。
忘れないことは、命を繋ぐこと…このお話から、生きる勇気を貰いました。