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5.0
生まれながらに美しくお嬢様に育って、ある日突然父親の死を境に転落人生となり地獄のような生活をさせられる。自殺しようとした時に父親は騙されて切腹させられたんだと知り、女郎になって最終的に天下一品を得るという話。復讐の仕方がよかった。せいせいした。敵の息子を夢中にさせて、好きになった女を守る為に父親を殺めた後に切腹するという。最終的には愛も金も名誉も味方につける。女としても女郎としても凄い女性だなと思った。
地獄を見てきたけど自分の力で一番上の女郎に登り詰める。父親のかたきも討ててよかった。
16
5.0
娘を、売る
今では考えられませんが、現実にあったということは、悲しいですね(T_T)
でもそのことに、気づかないで売られたことを、考えるとかわいそうという言葉以上に、哀れな気持ちになります
m(。≧Д≦。)m
そういう環境に、投げ出されても
力強く生きるという女性達
すごいとしか、思えません！
悲劇なのかもしれませんが、
たくましく生き抜いた女性達の物語ですねρ(・・、)
3
5.0
題材から苦しい物語はわかっていました。
短編に仕上げた起承転結の鮮やかさは、この作家さんらしく、また潔さまで感じて見事です。
時代の仇花、見事な咲き方に感動すらありめす。
女郎、吉原、職業に卑しさはあるので見事なはいけないかも知れませんが、わたしは見事とおもいました。
女郎をつくるも売るも、育てるも、全て男ありきです。時代ありきです。そこを否定したいならば、その時代を作り出した元凶を攻めなければ。
ヒロインの哀しい生き様は、本当に見事な咲きっぷりだと私はおもいました。
1
5.0
史実にどれだけ基づいているかはさておき、実際に虐げられていたのはいつの時代も女性だったと、改めて考えさせられました。
こういう歴史があるから、セクハラ、性犯罪、被害者のネット等による二次被害と言う問題が残るのでしょう。
男性の性欲に寛容であり過ぎる事がなによりもの問題。
0
5.0
短編なので読みやすいです。でも一話一話内容が深くて切ないような悲しいような気持ちで読んでます。しあわせな人生を送れるんだろうか？この人達は。産まれた時代が違ってたら好きな人と一緒になれたりしたのにと思うと悲しいです
0
5.0
この作者さんのお話、どれも面白いです。
遊女のお話でも、花魁、からゆきさんなど、当時の風俗を書き分けてます。
おちょろ舟は、店に所属していない最下層の遊女。でも、その哀しい身の上でも明るい主人公には好感がもてます
0
5.0
この作者さんのお話、性搾取がメインで、かなしくやらせない報われないものばかりですが、善かれ悪しかれ心の芯に炎の灯った主人公たちですね
今は癒すすべはないけれど、時を超えてエールを送ります。どうか少しでも幸せが待っていて欲しい。
0
5.0
面白い。4話くらいの短編集。ページ数の関係かエピソードが短いものの、じっくり読むとそれぞれの人物の心理が読み取れます。
貧困の底で腹をくくった女たちの、壮絶な人生模様。ささやかながら、未来の展望を匂わせる終わり方も好きです。
0
5.0
こんな女性がいたなら辛さは想像を絶する。愛もなく物のように扱われたら憎むしかない。憎しみを抱えて生きていくのはずっと辛いだろうと思う。こんな世界を知ることができるのはこの作品を読んだから。読む価値があると思う。
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5.0
当時は当たり前にあった話だろうに、女性って立場は弱くても真は強いなぁと感じました。
自分の置かれた状況に嘆いてばかりいないで、前を向いて自分を一生懸命生きる姿が、悲しくも強い女性の姿を見た気がしました。
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