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作品レビュー
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1 - 10件目/全27件

  1. 評価:5.000 5.0

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    少年漫画と思ったら、おー、とても深い。大人以上に深い感受性と境遇の受け入れ方。さらに
    少年たちの表情が深い。海君は、ストレートでいるようでも感受性も強く、それを俯瞰的にとらえているところがある。逆に雨宮君は、大人の価値観に協調し、その思考回路はほとんど大人なのが悲しくも見える。
    次々に展開する場面にひかれてコンクールでの対決寸前まで一気に読み進んでしまった。
    絵の表現もその情景に相応しい表現であり、コミック作家の大道だと感じた。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    綿密な取材に基づく歴史小説

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    自分の頭の中にある江戸の歴史感が随分と訂正させられた。赤頭螺疱瘡で歴史がこうなったという発想はどこから来たのか計り知れないが、それだけのキャパのある作家なのだと思う。TVでのドラマ化は、結局アニメを超えられていない。役者が下手なのかアニメが崇高なのか。ひとつ気になったのは、登場者のファッションだ。場面の時代考証としてそこはもう少し現実的対応をしてもよかったのではないかな。身分によるファッションの相違も正しくはなさそう。
    吉宗だけはアニメとドラマと一致していたようだ。14だいまで行くと終わってしまうのが悲しいかな。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    タイトルの深い意味

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    タイトルが恣意的な感じで暫く避けていましたが、やはり魅かれて読み始めました。絵がうまいのが最初に感じたこと。書きたい気持ちが先走ると、コマが雑になるのが、そうではない。ミステリー仕立てなのもやめられない一因。
    作者は、女性の弱さと強さを表現したいのだと共感を覚えながら、読んでいるが、コマの構成が丹念で、いやらしいネタでもあるのだが、それを超えて深みができるのが興味をそそる。あるある感のなかでどのような、そしてどういう経過で顛末を迎えるかが楽しみである。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    骨太の構成・脚本から女性作家とは思えなかった。でも繊細な筋立ては綿密な組み立てだからこそ、人を引き付けるのですよね。ミステリーとタイトルを掲げながら、アンニュイな主人公の柔らかなタッチは、作者の意図するところなのだろう。読み始めると止まらない。人物の輪郭をやや不明確にしているのは、人は一面ではないことを表現したかったのではないか。タイトルのようにミステリーだけではないところが、そそられるのだが、主人公の世界観の展開が興味深い。

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    現実味のあるストーリー

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    医療系コミックは多々あるが、この漫画のストーリーは、取材力のすごさが群を抜いている気がする。チームに専門家が居るか、または作者本人がそうなのか。薬事との関連展開は面白い。薬事のブラックカラーは、なんとなく知っているつもりだったが、こうして展開されるとなるほど感が深い。ただし、全てが悪徳商法であるわけでもなく、私たちはその陰で命拾いしている部分もあるので、そこは、紙面で表現されてはいるが、問題表出にはまだ弱い気がする。さらに抉ったストーリー展開を期待します。

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    心の動きの素直な流れがタッチとあっている

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    人が心の中に持っている優しさと狡さ、欲望と正義感といったものが、シンプルな作風の中によく表現されていて読書の心にあるあるという共感を呼び起こす。言わなければよかった、しなければよかった、あるいはその反対の繰り返しの日常が素直に出てきている。作者もきっとそういう素直な方なのだろうと思い起します。うまへたの図柄なのに人を引き付けるのは、そんな作者を応援したい気持ちにさせる魅力が感じられるからだと思います。元カレとよりを戻しそうでもありますが、独身上司の努力にも応援したい感じです。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    ブラボーストーリー

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    テレビでドラマとして視聴していましたが、このコミックに出会って、何倍も楽しめました。ストーリーがバックフューチャー並みの唐突にも拘らず、ドラマの中にどんどん入っていってしまいました。歴史の背景描写もなかなか鋭く、
    また絵もリアル感があって素晴らしい。人間描写も、ふたつの時代の人間らしさが描き分けられていて、感心しました。次期作品にも、期待感いっぱいです。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    むむ、貴殿勉強好きな奴め

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    歴史大好き、薬剤大好き、アニメ大好きな作者であるので、内容はばっちりはまってしまうのだが、話が後宮のあちこちに飛ぶので、ストーリーの核がもう少し欲しいかな。里帰りの意図などがもう少し明確に描かれるともっと引き込まれるかな。表現も上手だが、人物の個性がもう少し分かり易い表現で差異を示してほしい。(それぞれの背景がわからなくなる)

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    紙面から高座の落語が聞こえてくる

    TVで放映された折に、江戸文化をち密に表現していると感心したのがコミックでまたであった。TVで見落とした人間関係を紙面で拾うことができた。助六と八雲の火花散るライバル関係は深い友情に裏付けされており、その友情は落語への愛によるものだ。音の出ない紙面から落語が聞こえてくる不思議ー作者の懇親のエネルギーが込められているのではないか。

    • 0
  10. 評価:3.000 3.0

    主人公が希薄

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    タイトルには、興味がわきませんでしたが、バレーの話らしいので読み始めました。登場者が解説する技術テクニックは、青春時代にコートに立っていた自分にも合点がいくので、なるほど、なるほどと楽しんでいます。絵は、下手なようにもみえましたが、動きを紙面に表現するのは、なかなかの絵の技量があると思います。ただ、1人称が絶えず変化するので、ストーリーに入り込みにくい感があります。「それぞれの人生の中でのバレーボール」ということを書きたかったのかもしれないですが、下平から見た世界を描いていった方が収斂していくのではないかと思えました。

    • 0
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