ピアノの森

あらすじ

森のピアノは、その少年を待っていた——。捨て去られたピアノ。壊れて音の出ないピアノ。いま、ひとりの少年の選ばれた指が、失われた音を呼び覚ます。少年の名は一ノ瀬海(いちのせかい)。彼は心に深く豊かな森を抱えていた。

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ピアノの森 のスタッフレビュー

おーじ

感動必至! ピアノに愛された少年と教師の成長物語

森の呪いのピアノに込められた秘密とは?

主人公・一ノ瀬海(カイ)は勝気でお調子者な小学生。ある日、ピアニストとしての英才教育を受けているという転校生・雨宮修平が自分のクラスにやって来ます。ひょんなことからガキ大将の“度胸試し”の標的にされてしまった雨宮は、カイと2人で学校近くの森に行くことに。そこには廃棄された1台のピアノがあり、弾いても音が出ないはずなのに、夜になると独りでに鳴ると噂されていました。ガキ大将の言いつけに従い、さっそくその曰く付きのピアノを弾いてみる雨宮ですが、聞いていたとおりうまく弾けません。ところが、カイは華麗に弾きこなしてしまいます。その演奏の虜になった雨宮は、彼のピアノの才能に興味津々。でもカイは、なぜかその森のピアノしか上手く弾くことができなかったのです。実は、このピアノにはある秘密があって…?

アニメ映画化を果たしたことでも話題を呼んだ人気作です。

奔放なピアノ少年と、元・天才ピアニストの熱い師弟関係に思わず涙!

貧しい生活を送るカイにとって、森のピアノを遊具代わりにして遊ぶ時間は至福の時でした。そのため、いつの間にかピアノが弾けるようになり、さらには、僅かな音の違いも聞き分けられるという才能まで開花させたのです。そのことがカイの小学校の音楽教師・阿字野壮介の目に留まり、彼はカイにピアノのさらなる魅力を伝えようとします。事故で演奏家生命を絶たれた元・天才ピアニストである阿字野は、自分のような才能をもつカイにシンパシーを感じて惹かれたのです。一方のカイは、自由にピアノを弾くことに楽しさを見出しているので、彼の話を聞こうとしません。そんな2人が心の交流を通じて徐々に打ち解け合っていく光景は、見ていて目頭が熱くなってきます。

彼らと、彼らを取り巻く人々の紆余曲折と喜びの音楽ドラマに、あなたも胸を打たれること間違いなしです。

2016/11/11 13:00

ユーザーレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    15人の方が「参考になった」と投票しています。

    心の世界を広げる名作!

    一気読み!
    森に放置された特別なピアノに選ばれた少年と、恵まれた環境に生まれたサラブレッドの、成長物語。そして、ラストの感動の奇跡…。

    前半は小学5年生で、8巻以降は高校2年生。
    ここで描かれる成長は、努力の積み重ねで研鑽された技術的なうまさだけでなく、さらにその上、あるいはベースにある、登場人物たちの音楽との向き合い方、生き方の姿勢、あり方の進化や深み。
    それが、堅苦しくない、とても柔らかで優しい、自然体な感性で描かれている。

    何年も野ざらしのピアノが、たった1人だけ、美しい音色を出せることからファンタジーだけど、そんなフィクションも作品の世界観に気にならなくなる。それほど、途中の、そして読み終えたあとの、幸せな感動で満たされる感覚は格別です。

    複雑で厄介な人の心や、貧しさや死ぬほどの苦しい境遇の、すぐかたわらに、人の作為を超えた、自然の神秘や音楽芸術の美しさが息づく。
    そんな至高の音楽とのやりとり、多様な人とのかかわりが、主人公たちの成長に絡ませ、愛情とともにさり気なく丁寧に描かれている。
    どんな過去も、どんな痛みも乗り越えられる。そんな力強い、大きな優しさに包まれた作品。

    読み返すと、色んな伏線にも気づかされる。そして、ショパンをすっごく聴きたくなる。それも、単なる音の先にある、リアルな何かに耳をすませ、体験したくなる、素晴らしい作品。オススメです!

  2. 評価:5.000 5.0

    2人の方が「参考になった」と投票しています。

    ピアノの森が目に浮かぶ

    ネタバレありのレビューです。表示する

    森のピアノに育てられた少年カイ.
    現代の童話といっても良い素晴らしい作品です.貧しい境遇の少年がその才能だけ持って世界に羽ばたいてゆく.現実に打ちのめされている我々はそんな話は夢物語だと嘲笑いながらそれでも夢見ています.現実にピアノコンクールに出れる人は何だかんだ言っても経済的には恵まれていてけっこう気に入った作品の「のだめカンタービレ」でさえも自分は所詮は坊っちゃん嬢ちゃんの甘ったれた話と斜にかまえて読んでいたこともあります.
    幼い頃から人生の辛残をなめつくし回りから馬鹿にされてもくじけず最終的にはショパンコンクールでファイナリストに選ばれ見事に優勝する.そして‥‥カイの目的はそれだけではなかった‥‥
    若い頃婚約者を事故で亡くしそのうえ手に怪我をおったカイの師匠の味野先生のエピソードも悲しくもクライマックスでどんでん返しがあり、喜びの涙を漫画で流してしまいました.全編に森から溢れるショパンの調べを感じながら読めます.

  3. 評価:5.000 5.0

    5人の方が「参考になった」と投票しています。

    少年の心の世界

    ネタバレありのレビューです。表示する

    一人の少年が自分の心の世界を表現する手段を得て、広い世界に出ていくお話です。

    登場人物に悪意のある人は出てきませんが
    、少年がピアノを表現の手段として世界を確立していく過程で、天才と凡人がハッキリわかれていく。

    芸術は美しいものですが
    ある意味とても残酷なところもあります。

    努力型の天才は
    天衣無縫の天才にはかなわない。

    が天衣無縫の天才少年ピアニスト
    、海は天衣無縫のピアノで
    人の心を自然に救っていく。

    なんか
    人の心の素晴らしさ、と芸術の素晴らしさを感じさせてくれるお話でした。


    読後は心がほのぼのして、芸術は
    人に生きる力を与えてくれるものと再認識しました。

  4. 評価:4.000 4.0

    3人の方が「参考になった」と投票しています。

    おもしろい

    ネタバレありのレビューです。表示する

    十数年前から
    すごくたまに漫画喫茶へ行くたびに
    この作品を少しずつ読んでいた。

    でもすごくたまにしか行かないので、
    前回どこまで読んだか
    いつも分からなくなってしまい
    結局最初の方から読み直すので、
    なかなか進まなかった。

    こちらで見つけたので
    一気読み。

    日本国内のコンクールやショパンコンクールの様子が描かれていて
    おもしろい。

    とくにショパンコンクールに出場した
    ライバルたちや審査員たちのキャラクターは
    本当はここまで極端な人たちはいないと
    思いつつも、
    これに近い人たちや
    エピソードがあるのかな、と
    想像できて面白かった。

  5. 評価:5.000 5.0
    by 匿名希望

    4人の方が「参考になった」と投票しています。

    感動必至!!

    ネタバレありのレビューです。表示する

    感動に次ぐ感動の嵐!
    不幸な生い立ちの少年がピアノと出会い、その才能を元ピアニストである小学校の音楽の先生に見出され、紆余曲折を経てピアニストへの階段を駆け上ってゆく、成長の物語です。
    そして思いもよらなかった感動のラスト!
    ポイントを使い果たしてもどうしても途中でやめられなくて、課金しまくりで一気に最後まで読んでしまいました。
    長く心に残る、とてもオススメの作品です。

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