5.0
とにかく珠子から目が離せない
かなりガチめの箱入り娘の珠子が、ひょんなことからイケメンクールな男子と偽装婚約し東京で同居生活を送るというかなりぶっ飛んだ設定の漫画。とにかく珠子の規格外の言動に驚かされる。上京そうそう本命だったはずの彼氏にこっぴどくフラレてしまったのは気の毒といえば気の毒だったが…それでも、何か見ていて驚かされても嫌な気分にはならないのが不思議なところだ
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かなりガチめの箱入り娘の珠子が、ひょんなことからイケメンクールな男子と偽装婚約し東京で同居生活を送るというかなりぶっ飛んだ設定の漫画。とにかく珠子の規格外の言動に驚かされる。上京そうそう本命だったはずの彼氏にこっぴどくフラレてしまったのは気の毒といえば気の毒だったが…それでも、何か見ていて驚かされても嫌な気分にはならないのが不思議なところだ
「真綿の檻」で驚かされてこの作者の他の作品にも目を通してみた。仕草がきれいな眼鏡っ娘が実は…とか、社長の御曹司が…とか一癖も二癖もあるある人が出てくるが、どんでん返しが気持ちよくて癖になりそうです。この作者のことは今後も追い掛け続けます
タイトルにもなっている「これは経費で落ちません!」という決め台詞を、実は主人公の森若さんはほとんど言わなかったりするところが意外だった。結構言いたいことを我慢してるんだなあ。公私ともに。
公はまあいいとして、彼氏には言いたいことを言えばいいのにと思わないでもないけど
タイトルだけは知っていた。産科というのは激務でありドラマチックでもある世界なので、読む前からきっと面白いのだろうとは思っていた。でも、まさか兼業ピアニストだったとは…オンコールで10分でステージを投げ出そうとファンが離れないというのはどれほどのものなんだろう。ちょっと想像が付かない。産科の世界そのものは想像していたものではあったが、もちろん興味深い内容です
この物語の導入部で、ナナは不幸な過去を乗り越えて強く行きようとするカッコいい女性に、ハチは甘やかされて育った大人になりきれないダメな女(でも憎めない)のように見える。この対照的な二人が偶然の出会いを経て意気投合するが、その後の2人には怒涛の展開が待ち受けている。
序盤はハチはむしろ読者に嫌われそうなぐらい色々アレなのだが、物語が進むにつれ、ハチが成長を遂げる一方でナナの弱さが露呈していく。すごく上手に紡がれている物語なのだが、諸事情により連載が止まったまま、完結が危ぶまれる状況になっている。何とか最後まで物語を見届けたいのだが、その願いは叶うだろうか
そもそもこの作品は、寓話とまで呼ばれた殺し屋組織の中でもずば抜けた天賦の才を持つ「佐藤」が、いかにその才能を削ぎ落とし、社会に馴染めるかという過程を描いたものだった。続編では、組織から解放された元殺し屋たちが、どう立ち振る舞うかに悩みながらも、身近な大切な人を守ろうという闘いになっている。元殺し屋が誰も殺してはいけない…とまでは言われてなくても、そうありたいと自らに枷をはめながら立ち回る、制限の中から生まれる面白さを堪能することができそうだ
とりあえず、大の大人の男が18歳未満、しかも娘と同い年の少女と男と女関係になるというのは犯罪(ほぼほぼどこでも条例違反)だ。それを全く受け入れられないという人も多いと思うし、それは仕方のないことだ。
とはいえ、そういう煩悩というか欲情というものが、自分の中に皆無と言える人間はそんなにいるものなのだろうか、とも思うし、それ以上に、この少女にとっての正解が何なのかは本当に分からない。
この作品のような男と女の関係を素直に肯定することはできないが、少女が母と子の関係性を再構築できたことは、それはそれで良かったような気はするし、そのために男が取るべき他の道があったのかは何とも言えない。少なくとも男が少女を突き放してしまったら、少女は世の中に絶望して自死を選んでいたかもしれない。
素晴らしい作品と評するのは語弊があり過ぎるが、色々考えさせられるヒントを得られた作品ではあると思う。生理的に全く受け付けられないという人には無理強いしないが
常務編ほど酷くはなかったが、郡山氏が島耕作上げの犠牲になった。あと、部長編での最大の立役者の1人、ナンシーにも悲劇が…
主人公の島耕作を持ち上げる方法は主に2通りある。1つは、島耕作にスーパーな活躍をさせること。ただし、何をどう頑張っても著者の能力以上にスーパーな人間は登場のしようがなく、おのずと限界がある。もう1つは、ライバルを馬鹿に描くこと。常務編で、その島耕作上げのために犠牲になったのは、課長編で有能な部下だった八木尊だった。正直後味はかなり悪い
大手商社のやり手のサラリーマンから国会議員へと転身を遂げた主人公。世襲議員でありながら、従来の派閥のしがらみにとらわれず、頭角を表していき、ついには政権交代を実現する。官房長官、外務政務次官(当時は副大臣、政務官はなく、このポジションが副大臣相当だった)、防衛庁長官(まだ防衛省に昇格する前の話)などを歴任。ついには総理大臣にまで上り詰める
途中までは興味深く読み進めることができたが、最後はやや消化不良に終わる。これは作者の責任というよりは、総理大臣としての正解そのものが見いだしにくいからだと思われる。この作品を最後まで見事に描き切る力があるのなら、著者が総理大臣になればいい
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