サワドゴさんの投稿一覧

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作品レビュー
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1 - 10件目/全72件

  1. 評価:5.000 5.0

    戦中の日常

    戦中の日常を丁寧に描いた作品。

    暖かみのある作者の絵柄もあってか、「反戦」「平和」のような説教くささもなく、主人公の生活が淡々と描かれています。
    淡々と描かれているからこそ「失っていくもの」にリアリティを感じ、切なくなります。

    今の時代も「当たり前の日常」が明日あるとは限らない。今日という日が、あとから思えば大切な時間だった・・・と言うこともあるかもしれない。
    「当たり前の日常を、後悔の無いように大切に生きる」という大きなテーマ、メッセージを感じました。

    • 36
  2. 評価:5.000 5.0

    嘘から生まれたまこと

    「犬の夫を迎えた娘」
    「猫の嫁を娶った男」
    国同士の愚かな和平から始まった人と人との繋がりが、愛を育み、二つの国を救うというスケールの大きなストーリーです。

    おとぎ話のような導入からの二人の愛のストーリーに、独特の味わいのある絵柄がよくマッチしていて、作品にグイグイと引き込まれていきます。

    話数も手頃で購入しやすく、文句なしのオススメです。
    壮大な「嘘から生まれたまこと」をお楽しみください。

    • 34
  3. 評価:4.000 4.0

    「不妊治療の話」と言うよりは、困難に二人で向かい合った「夫婦の話」だと感じました。

    不妊治療の参考にするには情報が古いので参考にはあまりならない気がしますが、
    自分が「手に入らなかったもの」にどうやって向かい合うか、という大きなテーマを考えさせられます。

    • 32
  4. 評価:4.000 4.0

    がんが怖い人にオススメ

    「日本人の二人に一人は癌になる」
    この割合が本当かどうかは知りませんが、癌は他人事で無いのは確かです。
    ついタイトルに釣られて購入しました。

    告知や抗癌剤の副作用、お金の問題・・・ヘビーな体験を書かれていますが、絵のタッチのお陰でスルスル読めました。

    治療法としては古めの情報なので参考にはあまりならない気もしますが、
    「諦めない気持ち」や、「家族の支え」など今も変わらぬ普遍的な部分が大切なんだと感じました。

    • 15
  5. 評価:4.000 4.0

    説教くささが無く読みやすい

    同性婚の話だということで、初めは身構えて読んでましたが、ホモホモしい展開は一切無く、すんなりと読めました。

    特に「マイノリティの人権」的な説教くささも無く、シンプルでわかりやすいストーリー展開で、たまに入るシャワーシーンや着替え(サービスカット?)の書き込みに拘りを感じ、少し笑ってしまいました。妙にガタイが良すぎる(笑)

    私の回りにはLGBTの方はいないので(気づいてないだけかも知れませんが)、考えたこともありませんが、自分の身内が同性婚をすることも有り得ない話では無いんだな・・・と考えさせられる内容でした。

    同性婚やゲイの話だということで、毛嫌いせずに読んでみて欲しい作品です。

    • 13
  6. 評価:2.000 2.0

    広告を見て購入しました。

    「10年付き合った恋人と別れた」
    という、典型的な
    「本人には大事件だけど、周りからしたらどうでも良い話」
    をマンガにしたというか・・・。
    最後まで読みましたが、飲み屋で聞かされる愚痴のような内容でした。

    不幸話というには浅いし、これがマンガ化してウハウハって内容でもない。
    結局、飲み屋でクダをまく代わりに、マンガで愚痴を書いただけなのかなと。
    それはそれで新しいのかもしれませんが。

    • 13
  7. 評価:3.000 3.0

    村崎百郎氏への追悼作品

    ライター村崎百郎氏が自宅で事件に巻き込まれ、被害者となり帰らぬ人となった。

    妻という視点でしか知り得ない事件の「その後」をまとめたコミックエッセイ。

    正直に言えば「スピリチュアル」な内容が多く、非常に違和感がある。

    しかし、夫である村崎百郎氏を悼む気持ちは痛いほどに伝わってきた。


    スピリチュアルな内容がお好きな方なら☆+1

    • 14
  8. 評価:5.000 5.0

    作者のホームズに対する愛情と敬意を感じる

    タイトルのシャーロッキアンとは、シャーロック・ホームズの熱狂的なファンのことです。
    これはシャーロック・ホームズが題材ではなく、「シャーロッキアン」が題材という異色作です。

    シャーロッキアンのヒロインが、同じくシャーロッキアンの大学教授と出合い、ホームズのストーリーを通して様々な出合いや成長を重ねる・・・という内容。

    ホームズストーリーの解釈がこの作品の大きな魅力ではありますが、
    ヒロインと教授との関係も見所の1つで、ヒロインとの出合いを経て、心の傷に向かい合って生きていく教授の姿にホロリときます。
    ミステリーではなく、ヒューマンドラマに近い内容と思います。

    ホームズ好きなら勿論ですが、ホームズを知らない、詳しくないという人にも読んでもらいたい作品です。

    私もシャーロッキアンとまでは言いませんが、ホームズは好きなので
    「なるほど!こうきたか!」とか「この話はこの話に繋がるのか!」
    など興奮しながら一気に読んでしまいました。

    作者のシャーロック・ホームズに対する深い愛情と敬意に満ちた作品ですね。オススメ!

    • 9
  9. 評価:4.000 4.0

    期待込みで☆4

    配信中の12話までの感想です。

    人間を養殖?している謎の施設に拉致された主人公、無事に脱出できるのか!?・・・といった内容です。

    ありがちなパニックホラーかもしれませんが、施設の不気味さや謎の巨大生物、多胎を強要される女性など、先が読めず非常にスリリングかつショッキングな展開です。

    12話までの段階では読者も主人公同様、まだ何もわからない状況なので、この先の展開やオチ次第で評価が大きく変わりそうだと感じました。

    現段階では期待感込みで☆4にしたいと思います。

    • 8
  10. 評価:5.000 5.0

    本宮ひろ志、屈指の力作

    本宮ひろ志さんのマンガですが、
    「しゃあー!」
    と叫ぶ威勢の良い男性は出ません。
    主人公は長年勤めた会社をリストラされ、家族に逃げられた惨めな初老の男性、一文無し。

    全てを諦め、死を覚悟した先のカタルシス。
    そして「死ぬまで生きる」という決意、サバイバル、新たな出合い、死・・・。

    「生きる」とは何かを鋭く問いかけるシンプルで力強いストーリーが胸に響きます。
    是非とも疲れた現代人に読んでもらいたい力作です。

    オススメ!

    • 7
ネタバレ無し:全ての評価 1 - 10件目/全72件

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