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作品レビュー
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41 - 50件目/全55件

  1. 評価:5.000 5.0

    織田信長×タイムスリップ

    織田信長は戦国タイムスリップモノの定番で、信長本人が未来人だったり濃姫や家臣や周りの人間が未来から来た人だという漫画とか多いですが、今回も破天荒な織田信長に農業という形で仕えることになった女子高生の話です。

    主役の女子高生の農業的な能力がある意味チートですが、そこを疑問に思わないほどするりと読める作品です。
    しっかりと女子供や農民の立場が描かれていて、作中で主人公が「織田信長でなければこうして取り立ててもらうことはなかったかも」と言っているのを見て、「だからタイムスリップモノは織田信長の周りで頻繁に起こるのだろうな」なんて思ってしまいました。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    運命に翻弄される人たちの物語

    一人の不遇な少女が、愛する者たちのために自分の背負う重い運命に立ち向かって強くなっていく話です。
    強くなると言っても本当はただの普通の女の子だというのがこの物語のキモで、歯を食いしばり強くあろうとする亜姫に気持ちを持って行かれます。

    一人一人の描写が丁寧で、読み進めていくと味方になる人たちの心情だけでなく、敵である土妃やアホ王子の土妃の息子の亜王子でさえも運命に翻弄されて可哀想な人たちに見えてくるのがすごいです。
    元々好きな作家さんだけど、この作品は特に大好きです。
    何度も読み返したくなります。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    懐かしい!

    昔コミックス持っていました。
    努力で美人になった女のコが、今まで縁のなかったイケメン男子を落とすために奮闘する話です。
    改めて読んでみて、相変わらずの藍ちゃんの吹っ切れぶりに爽快感あります。
    他のレビューみると吹っ切れ過ぎていて合う合わないあるみたいですが。

    爽快感があるのは、この話の本質が「嫌いな自分を好きになること」だということですね。
    主役の藍ちゃんは元々の自分があるから見た目だけのイミテーション(加工品)と思っているけど、本当に変えたかったのは見た目よりも、努力せずに他人に嫉妬ばかりしてウジウジしていた自分で、そこを克服していこうとしているから応援したくなる。
    同じ地味ーズでも、自分を好きでいられる人は自分の世界を楽しんでいて幸せなんですよね。
    この話に出てきて藍ちゃんに叩かれる人たちは、美人側でも地味ーズ側でも他者に文句つける人間=昔の藍ちゃんだから、彼女は決別しようと怒る訳で。

    藍ちゃんが曹ちゃんに惹かれるのは、きっと「自分のことが好きな人」だからでしょうね。
    まぁ未だに読んでいて「この男はやめとけ」とは思うけど(笑)

    • 7
  4. 評価:5.000 5.0

    大御所が書く安定したホラー

    曽根まさこさんは昔から少女漫画界で活躍する大御所で、ホラーだけでなく「不思議の国の千一夜」とか西洋風冒険コメディも描ける作家さんです。

    ホラーといえども怖いだけの作品ではなく、しっかりと人間模様が描かれています。
    闇の世界に入り込んでしまう人達の動機に矛盾がなくて引き込まれます。
    ホラーなのに安心して見られる作品というのも珍しい。

    怖い作品を見たい人にはオススメしませんが、ストーリーを楽しみたい人にはオススメです。オムニバス形式なので読みやすいです。

    • 4
  5. 評価:4.000 4.0

    最初に語られる結末の一部

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    B国の末娘であるアルナが、きな臭い噂のある大国・E国の妃候補の一人として選ばれるところから物語がスタートします。
    あらすじで書かれているように、宮廷サバイバルです。一人だけ入国を許された侍女のカミラと入れ替わり、嫉妬や謀略の渦巻く宮殿内で騙されて命を失う妃候補が出てくる中、彼女も一歩間違えたら命を取られる状態で知恵を働かせながら戦います。

    オープニングである程度結末の一部のシーンが語られ、彼女が最終的には窮地に追い詰められることがわかります。
    そこに辿り着くまでにどんなことがあったのか、その軌跡をたどる話です。

    星4なのは、この話がつまらないのではなく、やはり和泉先生が描いた前作「女王の花」が素晴らしすぎたから。
    面白いしドキドキするけど、少しドロドロしすぎていてまだあそこまでハマっていないので、敢えて期待値を残しました。

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    モヤモヤした悩みを明確にする能力

    田村先生のマンガはBASARAも7seedsも読んでいて好きな作家さんです。
    日常で誰もが考える葛藤や悩みの原因を、うまいこと言葉やマンガにのせて明確に読者に伝えている作家さんだなと思います。

    今回もストーリーの方はミステリー調で進むのですが、本質がミステリーの謎解きを楽しんで欲しいわけじゃなくて、日常で誰もが抱えたモヤモヤした部分を主人公の青年・整くんが言葉として発して、登場人物の心を助けるという部分をメインにしているんですよね。
    そして、登場人物に自分を重ねて読んでいる読者に色々なテーマを訴えかけています。

    ★4なのは、整くんが解決する心の悩みは、大人の女性が抱えがちな悩みが多いことですね。作者さんや読者さんが女性が多いから当たり前なんですけどね。
    整くんの意見が頭の良い女性の意見に見えてしまうというか、あんな若者男子からかけ離れていると異質すぎるというか…。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    まさに青春

    子持ちのおばちゃんの私でもキュンキュンする話です。
    爽子や周りの友達がまっすぐすぎて、見ていて爽快感があります。

    長い(お金かかる)のだけが悩ましいけど、他は全く文句なしの最高の作品です。

    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

    絵は好みじゃなかったけど

    絵は好みじゃないけど、ストーリーは面白いです!
    結構絵が苦手で読まない作品も多いですが、この話は主人公が愛おしくて序盤からスルスルと読めました。
    ドラマ化もされていましたね。

    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

    自分に重なる部分

    結婚を意識したことのある女性ならば、何か共感する部分があるかもしれません。
    私も主人公みたいに母が家を守る姿を尊敬していて専業主婦に憧れたけど、結婚は相手があって自分一人で時期や人生設計が決められないもの。子供だって自分一人の努力で出来るもんじゃない。
    ちょっと主人公出来過ぎとかナナリューとの出会いのくだりとか漫画チックな部分はあるけど、結婚適齢期の女性のジレンマが上手く描かれているとは思います。

    • 1
  10. 評価:4.000 4.0

    死んだ人が訪れる「死役所」
    人の色々な死に様をオムニバス形式で描いている漫画です。
    人の死を描いていますが、重すぎたり読みにくかったりすることはなく、するっと心の中に入っていきます。
    シ村さんが飄々としているからでしょうか。

    まだ途中までしか読んでいないですが、死役所で働いている方の素性などが少しずつ出てきているので、何故シ村さんがあんなに飄々としているのかも後々語られるのでしょうね。

    • 1
全ての内容:全ての評価 41 - 50件目/全55件

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