死役所

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あらすじ

お客様は仏様です。此岸と彼岸の境界に存在する、死役所。ここには、自殺、他殺、病死、事故死……すべての死者が訪れる。罪無き者は、天国へ。罪深き者は、地獄へ。あるいは――。“助けたこと、後悔してるんです。…こんなことを考えてる、自分が嫌で…”命を棄ててまで、守りたいものはありますか? 魂抉る死者との対話、待望の第1巻。

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001話
第1条 自殺ですね?(1)
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死役所 のスタッフレビュー

おーじ

此岸と彼岸の間のお役所で映し出される死者のドラマ

死んだあと最初に目にするお役所仕事

すべての死者が最初に訪れる場所――死役所。やってきた人々は、老衰、自殺、他殺、事故死、病死、災害死といった死因によってそれぞれの課に振り分けられ、書類を申請し、天国や地獄、あるいは冥土の道に通される。死がみな一様でないのと同じく、死役所で働く職員たちも、お役所対応ではあるけれど、周囲に吹聴できない過去を抱えた変わり者ばかり。そして今日も、死者との対話は続く……。

本作は、漫画家のあずみきし先生が、新潮社が発行している漫画雑誌『月刊コミック@バンチ』で連載中の作品です。

割り切れない感情に身を委ねる

ストーリーは一話完結形式。分類するなら社会派コミックでしょうか。死が決してハッピーエンドとはならないように、一つ一つの話も、救われる結末もあれば、後味の悪いものがあったり、知らぬが仏の真実が明かされたりと、多種多様。とはいえ、徹頭徹尾シリアスで重苦しいかというとそうでもなく、癖のある職員たちににやりとさせられるシーンもあり、なかなかヘンテコでユニークです。この薄口具合が、扱う問題の重大性をうまく内包しており、強いインパクトが残ります。言葉で言い表せられない感動、うまく割り切れない感情に身を委ねてみたい方はぜひお手を伸ばしてみてください。

ユーザーレビュー

  1. 評価:5.000 5.0
    by 匿名希望

    19人の方が「参考になった」と投票しています。

    これは本当につらい

    ネタバレありのレビューです。表示する

    今日追加分の157話まで読みました。

    つらいなぁ。。
    もうみんなそんな感じ。。
    157話は、私自身障害のある子を育ててるのですごくわかってしまって。。
    今はすこし進んできて、異食も偏食も、母親の育て方のせいではないって浸透してきてますが、「きちんとしたものをきちんと愛情込めて作って与えれば食べる」「お腹が空けば食べる」…今だって言われます。
    それを今のようなインターネットも母親をフォローするシステムもなく、絶対的な存在の医者に言われた母の気持ちは、、それは宗教にもハマってしまうだろうと思います。。

    幸せなシーンもあるけど、人間の苦しみややるせなさみたいなことが淡々と描かれていて、幸せなシーンが暗い部分をより強調するように感じます。
    いろいろと考えさせられる良い作品だと思います。

  2. 評価:4.000 4.0

    67人の方が「参考になった」と投票しています。

    試し読みでファンになりました

    ネタバレありのレビューです。表示する

    この本は本屋にも試し読みがあります。
    私はメチャコミで知りましたけど。

    私は両親を一度に亡くし、死後の世界ってどんなだろう?と、ずっと思ってきました。
    もしも、本当に死役所という場所があり、こちらの世界が見えないシステムならば、気が楽なのかな?と、男やもめの話を読んで思いました。自分が死んでも誰にも見つけてもらえず、ウジとハエが集り、朽ち果てていってる事に自分は気付いていない。成仏する時にはこちらの世界が見えない方がいいですよね。
    要らないと思われる話の下りは所々たくさんありますが、最後は納得できる話が多いので死役所が好きです。グロい描写もありますが、現実だったら・・・もっと悲惨なので私は平気です。

  3. 評価:4.000 4.0

    108人の方が「参考になった」と投票しています。

    つらい…

    ネタバレありのレビューです。表示する

    『あしたのわたし』が悲しすぎて、子供が寝静まった夜中に布団の中で号泣してしまった。本当にあった話でもないのに、最近もあった親が虐待して亡くなった子供のニュースと被り耐えられなかった。悲しすぎて読み返すことができなかったけれど、このマンガのように虐待されてこの世を去った子供たちが、次に生まれ変わってくるときにはどうか愛してくれる親の元に生まれてほしいと願わずにはいられない…。いろいろと考えさせてくれる作品で、また号泣しそうで不安ですが全話購入してしまいそう…

  4. 評価:5.000 5.0

    104人の方が「参考になった」と投票しています。

    個人的にはこの冬ベストでした

    古いアナログフィルムを思わせる、ざらっとした雰囲気。用心深く、神経の行き届いた言葉はこび。コマ割りとキャラの表情で読者に話を理解させる構成力。三者が絶妙なバランスで物語を成立させています。難しい題材を平易に読みやすく仕立ててあるのが凄い。
    主人公の事情はまだ殆どベールに包まれていますので、先が長いマンガだと思うのですが、続刊をとても楽しみにしています。自分は最後まで読むだろうと確信しています。

    それから…、死生観が絡む話なのである意味、日本でないと生まれないタイプのドラマです。個人的にはぜひ海外の人にも発信して欲しいなぁ…

  5. 評価:5.000 5.0

    50人の方が「参考になった」と投票しています。

    死だけでなく、生についても考えさせられる

    ネタバレありのレビューです。表示する

    オムニバス形式なのに、死役所の人たちの話もいい具合に絡めてあって、主要人物たちの過去も少しずつ明らかになっていくので、最新話まで一気読みしてしまいました。

    「死んだ人間は、生きている人のために何もできない」という言葉が、印象に残りました。

    後悔や、恨みや悲しみなどが残る死に方はしたくないなと思いました。
    死について考えさせられるお話です。

    どう死ぬかということは、どう生きたかということなので、自分の人生を省みて「今後どう生きるか」を考えさせられました。

    女性や少年少女の絵が、かなり幼く見えるので少し気になりましたが、満足できる作品でした。
    続きを楽しみにしています。

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