5.0
心に闇を抱えてる人が主人公なので、全体的に暗いトーンでじっとり進むのですが、家族やお仲間のなんて心の温かいことか。馨さんなんて居なかったら拓巳は生きてないかもしれないし、浦江さんや翼ちゃんも意地悪さが全くなくてホッとします。対比して外野の当てコマの2人(粕谷と島津)は本当にクソに描かれてます。仕事ができて心が優しい人は容赦なく妬まれて嫌ですね。ちはるさんは初恋の人で、罪悪感の中あのような死に方すると確かに引きずるかもしれない。そんな中周囲は妬みで傷口に塩を塗りつけて、やっぱり馨さんが居なかったら終わってる気がする。なほちゃんは、傷口が塞がったら開いたりで振り回され続けましたがよく頑張って、最後はハッピーエンド、その後も丁寧に描かれていて良かったです。これ映画化いいと思うなー。
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