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ステキな登場人物たち
小学生の頃に読んだ有閑倶楽部。当時も 美しい絵だなぁと思っていましたが 小学生には ちょっぴり難解な内容で 話にはいまいち興味が湧かず スルーしていましたが 数十年経った今読むと なんて面白いお話たったんだと。確かに小学生が楽しめる内容ではないかも知れませんが...登場人物全てがとても魅力的で との話も読んでいて飽きることがありません。
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小学生の頃に読んだ有閑倶楽部。当時も 美しい絵だなぁと思っていましたが 小学生には ちょっぴり難解な内容で 話にはいまいち興味が湧かず スルーしていましたが 数十年経った今読むと なんて面白いお話たったんだと。確かに小学生が楽しめる内容ではないかも知れませんが...登場人物全てがとても魅力的で との話も読んでいて飽きることがありません。
人から何と言われようと どう思われようと 偽ることなく 自分の好きを追い求めれば、追い求め続ければ それに付随して 様々な好きなもの、好きなことと 素敵な出会いに導かれていくのだなぁと思いました。人の目や世間体など気にすることなく 自分が心から感じる“好き"に忠実であることか 幸せな生き方に繋がるんだなぁと つくづく思いました。
ただ恋愛対象が同性だということを除けば普通の恋愛関係と全く同じこと。お互いを大事に思い合って共に暮らし過ごすのに協力し合って たまにヤキモチやいたりして...と 普通に素敵で可愛らしい関係。もし世間の目を気にして自分を偽り世間の常識とされる形の恋愛関係を演じながら保とうとすれば お話の中にあるように いつかその関係が破綻するのは とても自然な成り行きだろうなと納得できました。何より そんな生き方は とても不幸なものだろうと思います。考えつきもしなかった そういった当たり前のことを知らせてもらえた素敵な作品です。まだまだ難しいこと、受け入れてもらえないことも多いかも知れませんが 今という時代に生きれてよかったのかも知れません。
子どもの頃 テレビでアニメを観たことがあるのですが 最初も最後も知らなかったので こういうお話だったのだと 初めて知ることができたのですが 少し...というか かなりゾッとする出だしでビックリしてしまいました。始めの方、人物の絵のバランスがおかしいものが結構あって あれ?と驚くこともありましたが やはり絵も美しく アニメ化されるに相応しい物語だなぁと納得しながら読み進めました。
こういう才能を秘めて生まれてくる人は 気づいてもらえないだけで 本当は たくさんいるのではないでしょうか。その才能に気づいて 見つけてくれる人、大人が周りにいるかどうか、それを伸ばし育ててくれる人に出会えるか、あるいは そういう環境に身をおけるかどうかで せっかくの才能を花開かせることができるかどうか 決まってしまうのだと思います。類稀なる才能も そのままでは埋もれてしまいそうな環境にあったところに 幸運な出会いによって磨かれ輝きを得た才能。とても感動的で美しい作品でした。
こういうスレ違いは 現実の世界ではよくあることだと思います。現在では気付くのが遅過ぎて 手遅れになってもう元には戻れないという結果になることがほとんどではないでしょうか。だからこそ マンガの世界の登場人物に 間に合う範囲でスレ違いに気が付いて 再びやり直せた自分を重ね合わせて 現実逃避というか 幸せの疑似体験ができて...マンガって ありがたい存在です。
わたしも多部未華子さんのドラマが先でした。多部未華子さんも そして毎回お洋服がとっても可愛らしくて 内容よりも多部未華子さんを観るためにドラマを観ていた感じでしたが マンガがあることに こちらで初めて気付いて読んでみたところ 絵が可愛い上に 登場人物それぞれが あれ、この人はもしかして...と思わされるところがツボですし 登場人物一人一人の絵をこれだけ描き分けられるのはスゴいなぁと感心しました!ストーリーは そんなバカな、というマンガらしいところもありながら なかなかリアルな問題も扱っていて なかなか面白い内容でした。
特殊清掃というお仕事を扱った漫画を立て続けに見たのですが 片方はオカルトを含み こちらは霊関係なのかと...若干 期待してるのと逸れたものと併行して話が進んでいくのが なんだかなーって感じがしますが それでも こういった職業があること、どういった思いをされているか、どういった現実が 自分たちの知らないところで存在しているのかを知ることができる貴重な作品だと思いました。
自分自身も透明な子だったので この作品の一つ一つにとてものめり込んでしまいます。全く同じ境遇というのはないですが そういった子が辿り着く思いというのは似たようなものではないかなぁと思っています。それでも1人1人感じ方や表現の仕方は違うので 透明な子同士が理解し合えるかというと 話はそんなに簡単なものではなくて...透明な子って とても上手な表現だと思いました。私も子どもの時から 自分は存在しているけれど存在していない。存在していないから 何も感じてはいけない、何も意見してはいけない、自分自身を大切にしてはいけないと思って生きてきました。そのような子が いつか世の中から居なくなればいいのに、みんな自分の姿をしっかりと見れるようになればいいのに、と 作品を読みながら願いました。そして 生まれ出ることのできなかった本当に透明な子に 子守唄をきかせてあげてらした作者さんに たくさんの優しさと愛が返ってくることを願っています...もう たくさん届いているかも知れませんが...
登場人物みんながとっても可愛らしくて魅力的!主人公はオタクとされているけれどメチャクチャかっこいいではないですか!どこをとっても不足のない理想的な男の子。このような男子に出会いたかった、このような男子を娘の婿に、と妄想は膨らむばかりです。彼女もみんなから誤解を受けがちだけれど それは見た目の美しさと心の美しさが災いしてのこと。これまたどこをとっても不足のない理想的な女の子。2人は一緒になるべくして一緒になれたのだなぁとフィクションでありながら納得。一見全く違う2人だけれど とてもよく似ている2人。それは真っ直ぐで 他人を思い遣る温かな心を持っているというところ。そして 他人から低い評価を受け続けたせいか こんなに素敵なのに 自分自身に自信を持てないところ。この2人が いつまても幸せにいられるように フィクションではあるけれども強く願いながら読み進めています。
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