5.0
どこまでも優しい
芦原先生が作品を通して届けてくれるメッセージは、どこまでも優しい。無視しがちな心の小さな傷に染み込んで、癒してくれる。本作品もそう。洋一さんの不器用さ、柚希の葛藤と熱意と努力…その中から生まれてくる愛。
芦原先生の作品がもう読めないなんて。
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芦原先生が作品を通して届けてくれるメッセージは、どこまでも優しい。無視しがちな心の小さな傷に染み込んで、癒してくれる。本作品もそう。洋一さんの不器用さ、柚希の葛藤と熱意と努力…その中から生まれてくる愛。
芦原先生の作品がもう読めないなんて。
表紙イラストで、パン作りと可愛らしい胸キュンラブストーリーなのかと勝手に思い読んでみたら…何とも結婚、家族、恋愛、仕事…それぞれじわじわ考えさせられるストーリーでした。パン作りとともにストーリー展開されてて、焼き立てパンの良い香りと共に、のんびりとふわっと良い方向に進んでいくのが好きです。
時に、じわっと涙出そうになりました。あったな私もそんなこと…と。
主人公が様々なことに悩みながらも結婚へ向けて少しずつ前へ進んでいく物語ですが、作中に出てくるパンがどれも美味しそうで食べたくなります!
無料分から読みはじめ、その後から止まらず読破してしまいました。
とても繊細で優しくて暖かい話だと思います。
柚希ちゃんのしなやかな強さに憧れます。
そしてどのパンも美味しそうで素敵でした。
途中で、作者様がセクシー田中さんの方だと気付いて、こんなにも繊細で素敵な世界が描ける方があんな悲しい終わり方になってしまうなんてとても残念だと悲しく思いました。
先生の御冥福を心よりお祈りするとともに、こうした辛いことも多くても、優しく繊細で愛しい日々が誰の周りにも広がることを願います。
読んで良かったと心から思いました。
芦原先生の作品は、ストーリーや人物描写もですが、セリフやト書きの言葉たちが本当に素晴らしく、自分が言われているわけでもないのに、心にチクっと刺さって、でも気づけばじんわり温かい気持ちが広がって、優しい気持ちになれて大好きです。
今読めば、また違った感情で思うことはたくさんありますが…、落ち込んで、食欲がなくても、美味しいものを食べれば元気が出る。今目の前にある小さな幸せを大事にしたくなる作品です。
優しすぎる柚季と元漫画家の洋一、パン屋の店主と客として知り合いパン作りの魅力にハマったふたりがゆっくりと過去の後悔や悩みをでしゃばったり我慢したり、ネチネチ回収しながら愛を育む過程が良い。登場人物も皆が魅力的で、色々何かをかかえて生きている。芦原先生は登場人物の影や光をオブラートに包みつつも分かりやすくきっちりと描く大好きな漫画家さんです。残念で残念で泣けてきます。先生、素敵な漫画をありがとうございました。
まだ最後まで読んでないので期待のマイナス星ひとつ。
漫画が大好きな50歳のおばさんです。
小3の時、母のお土産で初めて漫画(21エモン←なかなかなチョイス)を読んでからずっとかわらす読んでます。最近は電子書籍で手軽に読める為、以前は読まなかった作品も読むことが増えました。この作品もまた電子書籍で出会って少しづつ読み進め、休憩しながら、今、最終巻を楽しみに読んでます。新作もまた少しづつ読み進め、最終巻が出たら大人買いするのを楽しみにしてました。ただただ悔しいです。大人になったけど漫画が好きなので。
同じ漫画を読んでも読んだ人によって感じることが違うので読んでみて欲しいです。好きな作品なので。
最後から4番目の94話かな に
飛んで読みました
1人でパンを作って
2人でパンを作って
ゆったり好きな時間を過ごして
原文具店で、過ごした時間が
ラストの結婚後の生活
2人のご飯を一緒に食べながら
会話しながら
につながってる感じがした
原さんが職場に来てプロポーズ後、
こんなに突然結婚っていわれてもって
主人公が言うと
君が言うって
ツッコミを言うところが
原文具店で一緒に過ごした宝の会話な気がした
2人の軽い感じの会話がすごくいいなぁって思いました
結婚後のゆるゆるで主人公はパンを
原さんは漫画を仕事にしてるところ素敵
原さんの元カノさんも
結婚したのか❓
ぽっちゃりなひととパン屋に来てた
大きないびきや
寝相の悪さ、食器を二度洗っても
綺麗に洗えないってのもあったけど
一緒にいる工夫を話して2人でいるところはすごいと思った
ラブラブゆるゆるに結婚できててよかった
洋一さんが特別イケメンってわけでも無いですが、話がとても素敵で、無料分が終わってから、最後まで買ってしまいました。
私は昔から定年退職したら家で食べる分のパンは、自分で作りたいなぁ〜と思っていましたが、この作品を読んで、もうすでにパンが作りたくなりました。あと3年で定年なんですけどね〜
洋一さんと柚季ちゃんの出会ってから結婚までの過程が素敵で、こんな風にゆっくりと相手を知って、愛を育む事って素敵だなぁ〜と思いました。
途中、純さんとのことを思い出す所や、比べてるのかな?と思うところは、ちょっとイヤでしたけどね。
ホントにいい作品に出会えて良かったです。ありがとうございました。
美味しい御飯を大事なひとと毎日美味しく食べれる事。
ゆずきちゃんや洋一さんだけでなく、この作品の登場人物の皆さんが(とくに作者さんが)人生において大事にしているテーマのように感じます。
『毎日』っていうのが難しいんですよね。
一緒に過ごしてると顔も見たくない時もあるし。
相手も自分も大事にしながら、我慢し過ぎず譲るところは譲ってって本当に難しい。
毎回読み終える度、ほんのり幸せな気分になりながらも色々と考えさせられる作品でした。