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とにかく素直な気持ちを伝えない主人公二人の物語。
話がこじれることで作品として成り立っているのは理解できるものの、スッキリとはしません。
身分の高い人はプライドも高いことが多くて言葉選びも間違ってしまいがち。
何が大切か、どうしたいかを自分自身で受け止めないと取り返しがつかなくなることを知ってほしい。
話の内容もさることながら、エラの兄がどうしようもないやつだった。
ザリフと友達だったのが不思議。
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とにかく素直な気持ちを伝えない主人公二人の物語。
話がこじれることで作品として成り立っているのは理解できるものの、スッキリとはしません。
身分の高い人はプライドも高いことが多くて言葉選びも間違ってしまいがち。
何が大切か、どうしたいかを自分自身で受け止めないと取り返しがつかなくなることを知ってほしい。
話の内容もさることながら、エラの兄がどうしようもないやつだった。
ザリフと友達だったのが不思議。
未練がましい人間が嫌いなおばさんは、達する時に別の女の名前を呼ぶような人間は好みません!!本当に大切な人と向き合わず、ほかの女性を代替品利用するとか…ハッキリ言って野蛮人。
エラは、ずぅっとザリフを想い続けて……。
一夫多妻の中東?の国王ザリフ。プロポーズで絶対言ってはいけないNGワードのオンパレード炸裂?!4人迄妻を娶れる国なら、日本もそうだけれど、一夫一婦制が定着している国の女性は、相当数拒否る言い方。まだ二十歳の幼さが残るエラも例外ではなかったし。
再会させた兄貴、本当にろくでなし!でも、そのお陰で二人巡り逢えた訳だけれど、すっごく複雑。
ザリフも適当に遊んではいても、エラと共通点がある女性ばかりが相手。エラを忘れられず。再会して、このチャンス逃さじ!と、辛辣で侮蔑の籠った言葉をエラに浴びせ、彼女の外堀を埋め、彼女を自分のモノにすべく追い込む。
嫁いでからも精神的に追い詰められるエラ。可哀想😭💦
矜持は大事かもしれない。でも、それが為に最愛の女性を酷く傷付けてしまっていいのか?!最後の最後にやっと二人共素直になって良かった✨
どちらも良い香りで相性良いので、この二人にぴったりですね。誤解がとけて、二人の歩み寄りで幸せになれるのが良かったです。
若いから誤解やすれ違いが生じるのでしょうか。きっと大人にも有り得ることですね。
とにかくヒロインの兄がクズすぎて、兄のおかげで2人は出逢えたけれど、クズ兄のせいで家族が迷惑を被るのは切ない。両親もヒロインも人柄よさそうなのに、兄だけ最悪。その兄と彼が友だち?ご学友?なのは、どうしてなんだろう(笑)
誤解が溶けて、前妻のことも忘れないでいてくれるところはよかったです。
絵柄は、好きではないのですが、別の作家さんが、描いた、シリーズ物につられてこちらに来ました。
シリーズ物は、同じ作家さんで、書いてもらいたいと思うのですが、今回は、三者三様。良かったです。
最後に、他の作品のヒロインと、ヒーローが登場しますが、その作品の筆者さんの作風に似せてあっておもろかったです。
兄二人の話が結構好きだったので、最後まで購入。
結局最後に少し出てきた…かな?あまり二人との交流ないのでは…と思ってしまうくらい、関係性は薄く感じる。おかしいな…前作ではガッツリ関わってきそうな感じだった気が…
話としては、若い二人が若い嫉妬で別れたが、できの悪い兄貴のおかげで出会い、よりを戻せてよかったね…という感じだが、心情の描き方のせいかストーリーのせいかイマイチ共感がしにくい。兄貴、結局貰えるものだけ貰ってとんずらだし、国民に愛される妃の描写が少ない…
ただ、好きなシーンがあって、若い頃に「シルバー」のプレゼントを語る部分はよかったし、前妻は前妻で最後の最後まで尊重するのはよかったかも。
ハレークイーンシリーズの大富豪、デキの悪い兄に振り回されて、可哀想でも最後はハッピーエンドになる完結だから読みやすい。