【ネタバレあり】水神の生贄のレビューと感想

現時点で最新話までみて

何というか…ふんわりとした絵で主人公である少女も可愛いのですが、中々に残酷で少し驚きました。
人の醜さや、神様の残酷さ等も見え
つい気になって続きを読んでしまいます。今後、救いのある展開を願っていますがどうなるかなぁ。
９話までの時点では、よくある少女漫画のようなトキメキや甘い恋愛感は、ほぼ…というか全く無い為にそういうのを希望されている方は、少なくとも今は購入を待たれた方が良いかも。
きわめてシリアスで綺麗さの中の不気味さがあります。

絵柄からは想像出来ないくらい残酷。

お話が序盤のようで先が読めません。

主人公あさひが、家にあった池に引きずりこまれた先は異世界というか弥生時代っぽい。そこら辺もあいまいで分かりにくく
序盤だから、しょうがないのかもしれませんが、読むならもう少しお話が進んでからがいいかもしれません。

神に捧げる人身御供や魔女狩りのような事を6、7歳？ぐらいの女の子にするのがかなり残酷。
水神様もイマイチ何を考えているのかわからなくて、ちょっともやもやしました。
あさひを助けたすばると水神様との今後の関係も気になります。

絵柄の可愛いさからは想像出来ないくらい残酷な内容です。

ファンタジーや昔話、歴史が好きなら気になるお話だと思います。

今の段階では☆3なのですが、話が進んだら、面白くなりそうな予感がします。

全話読みました…！！もう最後は涙止まらなくて………。水神様がこんなになるとは。幼少にタイムスリップして、あさひが試練を受けてた頃を考えるとびっくり…！！
あさひは神様が、神様であり、人間とは一線おいてあることがかなり過酷試練を通して実感します。そして、人間の心模様も常に揺れ動く中、文明の発展途上の国でうまく生きます。それを側で見ていた水神様。。こんなに心が育つとは…。。。
ラスト気持ちの通ったところが嬉しかった。。続編てか、今後が少しだけでもみたかったなー。最後まで絵がとても、キレイでした！！

美しい神様と人間の女の子

主人公の少女時代は少し残酷で可哀想な場面もありますが、何だかんだ言いつつ水神様が助けてくれるので安心して読めます。

最初は恋愛要素が少ないけれど、今後は三角関係になりそうな予感。もしかしたら巫女である主人公を巡り、もっと複雑な男のバトルが展開するかも。楽しみです。

現代日本にはほんの小さいころまでしか居なかったのに、なぜこれを知ってるの？(「不倫」とか、スマホとか) という場面もありますが…

驚きが沢山で…

『王の獣』のオマケページに、このお話しの続編？があり、それでこのお話しを知りました。
そちらでは、水神様にべた惚れされているストーリーだったので、甘々のラブストーリーかと思ってましたが…
なかなか過酷で残酷。
でも、『何故神がお前たちを助けると思っている』という神のことばに納得。
【神】がついているのに、やっていることが残酷だとおもうばかりだけど、尺度を人間側に置かなければ、なるほど、どれも納得。
勝手に生贄に出されたからと、その国を守るギリは神にはないわけだ…

無料分までの感想なので…ここから、水神様に思い入れしていけるのだろうか…

神様が人間に近づいていく

現代に生きる幼い女の子が、古代にタイムスリップして、水神様の生け贄となり妻となる話。設定だけでも面白く、はまりました。【あさひ】と接するうちに氷のような水神様が人間的になっていくのが面白いです。
また水神様の妻として美しく成長した【あさひ】と長の少年の行く末はどうなるのか。淡々とえがかれていますが
愛憎の激しい物語となりそうで楽しみです。

久しぶりに

ふたりの幸せを切望して、どうかどうかと涙が止まらなくなりました。

正直なところ、漫画としてのクオリティで言うなら☆3.5くらいです。
急な展開が多く、補足が少ない。脳内補完できる範囲でないものもしばしば。終盤に明かされた事実によって「え、あれも？これも？」と言い募るシーンはもう少しクドイくらいにえがかないと勿体無かったな、とか。（絶対に心をガンガン揺さぶるシーンになりえる部分だったのに、あっさりしすぎてヒロインだけが納得していて、読者が置いていかれちゃう感じ。もっと丁寧な描写で、一緒に打ち震えたかったんですよね）
最後は一応のハッピーエンドですが、あまりに先が見えなすぎるというか、「え、そんなこと言ったってこの場所でどうやって締結すんの…？心の問題？気の持ちよう？」と思ったり。せめてエンドロール的に、その後のみんなが一コマずつでもいいから垣間見れたら気持ちよかったなと。上の疑問も、「まあなんか色々とミラクルがあって丸く収まったんだな！」って自分に納得させられる事だし。…とはいえ、力は戻ってそうだったな…ありがちな生まれ変わり系かと思ったからそこがよかったけど、だからこその先の見えなさもありつつ。

昔「破妖の剣」っていう小説のシリーズが大好きで、こういう異種族モノにはてんで弱いんです。
取るに足らない塵芥のような存在に、強大な何かが自分で驚くくらい引き摺られていく感じ。踏み潰すはずががっちり抱えて守ってしまう感じ。たまらないです。そこの点では大満足でした！

もう何でもいいから！
どんなご都合展開でもいいから、とにかく最強に幸せであれ！！…と願ってやみません。

残酷で、哀しく、美しい世界

アルカナシリーズでこの作者さんを知って、その流れで読みました。
おとぎ話に出てくるようなかわいい主人公ですが、ストーリーの冒頭はかなり残酷で絶望感が漂っています。

庭の池の水に引き込まれ、気がつくと異世界に来ていた幼い女の子、有紗陽（あさひ）。心優しい男の子、翠葉流（すばる）に助けてもらいます。
ですがムラの人間は、風変わりな見た目の有紗陽を訝しみ、神の生贄として湖に沈めてしまいます。ひどい。
湖の中で有紗陽は水神と出会います。
水神は有紗陽を妻にすると決めますが、帰りたいと騒ぐ有紗陽。
水神はそんな有紗陽から声を奪います。ひどい。
そして、絶望と空腹で衰弱していく有紗陽の姿を、興味なさそうに見下ろすのでした。本当ひどい。
その後、有紗陽は人間の世界に戻るのですが、この出来事以降、水神に恐怖心を抱くようになります。
有紗陽にすっかり嫌われてしまった水神。
水神は、有紗陽が涙を流す姿を見て、涙に特別な力を授けます。
有紗陽はそのことに気付きませんが、その涙の力のおかげで、有紗陽は水神の加護を受けた巫女として、ムラの人間に受け入れられるようになります。
水神は無慈悲なようで、有紗陽にだけは優しいんです。

ある日有紗陽は、あるムラの巫女の墓を訪れ、そこで自分が元の世界に戻れないことを悟ります。
目の前の空が大きく歪み、やがて雨となるシーンが、有紗陽の絶望感を物語っていて、すごく印象的でした。

無料分は絶望感漂うあたりで終わりますが、まだまだ話は長いようなので、美しい女の子に成長した有紗陽のこれからが気になります。

無料分以降が面白い

自宅の庭の池から古代へ引き込まれ、村人に水神の生贄として湖に落とされ、無慈悲な水神に声を奪われ、翠葉流に助け出されると翠葉流の母に熱湯で手を焼かれ…幼い有紗陽に対して残虐で無料分以降は読まなくていいかな…と読まずにいました。
王の獣を読んで面白かったので、水神の生贄も最後まで読もう！と最初から改めて読んでみると…
無料分以降、無表情な水神が有紗陽と接していくうちに感情を持ち始め、有紗陽を護り、心を通わせていく。翠葉流は成長してイケメンになるし、巫女となった有紗陽を世話する月彦もイケメンで、男性キャラが魅力的。翠葉流ではなく水神を選ぶの〜って思いますが、水神と思いあって別れ、現世に戻って再会する。
過酷な経験をした有紗陽がハッピーエンドを迎えられて良かった。

とっても楽しかった

何作か神様もの読んだけど、様々な試練などをへてラブラブになってもなお試練がある話が多かったけど、この作品は、全然違う視点で書かれていて、神様がヒロインを追いかけて、現世に来てしまうという話でめっちゃ楽しかったです。
神様が現世で、ヒロインと再開するところで終わっていて、巫女様の祈りで、病気が治ったり、若い女性を神様に生け贄にすることで、天災が修まると信じきってるところから、神様が現世で、どうやって生活していくのかも見てみたかったです。