【ネタバレあり】サムライせんせいのレビューと感想

ギャグだけではない面白さ

配信中の18話まで読んだ感想です。

土佐勤皇党の武市半平太が何故か平成の世にタイムスリップ！･･･という設定。
武市が現代の日本に戸惑うさまはギャグテイストですが、ギャグだけの漫画ではありません(初めは表紙を見てギャグ漫画かと思ってました)。

この手の漫画だと、初めはお互いに戸惑いながらも現代人に受け入れられて仲良くする感じに落ち着くことが多い気がしますが、
この漫画の人々は「サムライ」に戸惑い、一部の好意的な人を除き、武市に奇異の目を向けます。
そして武市は自分が「異物」だと理解し、居場所が無いことを知る･･･なんだかリアルな反応だなと感じました。

よく言えば丁寧な心理描写が多く、ストーリーの展開は非常にゆっくりな印象です。
ちょうど良い感じのところで終わっているので、次の配信が楽しみです。

完結まで読みました。

幕末の世から突然、
現代にタイムスリップしてきた主人公。
倒幕を掲げて尊王攘夷、鎖国を掲げて
命をかけて戦った主人公には
現代の日本は異様に映る。
そして、自分の最期(死)までも知り絶望した。
でもこの世と過去の狭間に悩みつつ
自分なりの答えを見つけていく、、

といった笑いあり涙ありのストーリーです。
笑いの要素、本当に笑えます！！
こんな重いテーマを題材にしてるのに
こんな面白く書ける作者さんは天才か？
と思えるほど一人でわらいました！！笑
でも、'人の人生'や'運命'という
核心的な部分は息を飲む程読み入ってしまうし
知らない間に涙が流れてくる程感動します。


はるか昔、学校で習った歴史の話。
教科書には載っていない
歴史上の人物を心情を垣間見れる様な感覚になるし
どんなに辛い歴史でも
その人が
こんな風に笑えている時間があってほしい
と願わずにはいれません。


全く恋愛要素などもなく
完結まで読むとただただほっこりする話です。
男女問わずきっと楽しめる作品なので
本当におすすめです。

サムライ先生＝現世にやって来てしまった武市半平太。平成の生活、人々の思考に戸惑いながら、元いた時代に戻る方法を模索しつつ天により現代に遣わされた意味を考える！
幕末の武士の思想、生き様がきちんと表現されていて、今の時代のぬるま湯に浸かりまくった自分が情けなくなります。
歴史の勉強にも良さそう！単行本買いたいです。

ネタバレ注意です。


ギャグで笑える楽しい部分もあれば、
武市先生が味わう疎外感、孤独を思うと
むやみに笑えない部分もある。

真面目すぎるが故に、
堅物であるが故に…自分を曲げられないことで、自分から苦しみにいってる感じさえする。
いっそ坂本みたいに柔軟に切り替えて、
順応できればまだ楽かもしれないのに。

先生、真面目すぎる！
でもそんな武市さんだからこそ好きです。

子供やおかあさん方に慕われる一方で
中には武市さんを奇異な目で見てくる人や、
「おかしくなった人」として扱う人たちがいるというのが生々しかった。

おもしろかった

歴史が苦手で勉強もしてなかったけど、現世トリップでコミカル、死に別れ後に再会。色んな歴史もんの漫画でも岡田以蔵の狂気、人斬り、落ちぶれぶりが描かれ悲しくもなるが。
幕末～明治は政治絡みで血生臭いが、この漫画は、ギャグっぽいながら、ほんわりあったかいもんがある。
さらっと描かれた武市先生やその他の侍の後ろ姿に、グッとくるぐらい威厳を感じる。

武士が現代にタイムスリップするという設定は勿論非現実的なのだが、本人や周りの反応がとても現実的なので不思議とリアリティを感じられる。一本筋の通った、現代社会に融合しない根っからの武士と、変わり者、変なヤツと捉えるイマドキの子供たちや若者たちとの交流。
事件に巻き込まれたり、なかなか面白い展開でつづきが楽しみ。

前にテレビで同名のドラマを観ていたので、原作を読んで見たくなった。読んでいくうちに、ルポライターがやはり侍と同じ時代から来ていたという真実があり、ドラマでは最後まで観ていなかったところがありドキドキしながら読んでいます。
これから先がどうなるか続けて読んでいこうと思います。

さむらいがいっぱい

よくあるタイムスリップ物かと思いきや、歴史上の有名人がゴロゴロタイムスリップしてきます。

面白いのはタイムスリップ後の身の振り方が三者三様なところ、さすがの歴史上の傑物は現代においても器用に生きています。

おもしろい！

タイトルと表紙の絵が気になり読み始めました。言動がずれていながらも現代にはまることができるのが面白く読んでいました。ただ途中から、歴史にあまり興味のないものにとっては、話が細かすぎてちょっと読む気が失せています…。

タイムスリップ

おサムライがタイムスリップしちゃうお話し。着物の風合いとかリアルだと思いました。現代でちょんまげで過ごすのって勇気がいると思います。武士道には感動しました。