4.0
本当に中学生?
グロくてエロくて昔は読めませんでした。
映画とは大幅に違うところもあり、ずっと敬遠してました。
でも今は読んでよかったと思ってます。
人を信じること、裏切ること、こんな状況下でしかもまだ中学生なら仕方ない。
自分だったらどうするんだろう?
- 0
グロくてエロくて昔は読めませんでした。
映画とは大幅に違うところもあり、ずっと敬遠してました。
でも今は読んでよかったと思ってます。
人を信じること、裏切ること、こんな状況下でしかもまだ中学生なら仕方ない。
自分だったらどうするんだろう?
昔、藤原竜也とビートたけしの映画を見て、懐かしくなり読みました。絵柄が硬派です。物語に合ってて、主人公が希望を失わないところが救いです。
これは最初の荷物で半分は勝負が決まるね。
あとは誰と組むのか、1人で行動するのか!?
生き残る自信ないなぁ
映画で当時観ましたがその時は衝撃的な映画だと思いました。今ではこういうダークものは多くなりましたが当時はまだそう定着しているわけでもなくR指定の先駆けというべき作品の様な作品だと思います。
賛否あるにせよ、原作の小説は、「こういうジャンル」の先駆者としての功績は計り知れない。
今となっては、小説よりむしろ漫画の方に向いていたのではないか、という題材でもあり、また、いくら何でもスーパー中学生が多すぎることも、「小説の登場人物」よりは「漫画のキャラクター」としての方が受け入れやすくもあり、楽しく読めた。
最初は絵柄がちょっと合っていないような気もしたのだが、アクションの迫力はなかなかインパクトがあり、読んでいくうちに、はまっているように感じてきた。
私はこれが、中学生たちが無意味に不条理に殺し合いをする悪趣味なエンターテイメント、であると思うし、それ以上でもそれ以下でもなく、また、それでいいのだと思う。
殺し合いを描くことを通じて、逆説的に生きることの尊さをどうだとか、この作品に限っては、そういうことを言い出すのはむしろ野暮だと思う。
そうではなくて、この悪趣味で無意味な殺し合いを「楽しい」と感じてしまう部分が自分の中に存在しているのだと、それを認めて、受け入れて、楽しめばよいのではなかろうか。
フィクションである限り、どれほど歪んだものを楽しもうが、自由だ。
だから、フィクションは素晴らしいのである。
そんなもの、その人間の本質的な倫理観とは何の関係もない。
本作からは、「てめえら虫も殺せないみたいな顔しやがって、殺し合いの話を楽しんで読めるような人間のくせに」という読者に対する挑戦的な悪意を感じる。
そういった毒もまた、フィクションというものの魅力のひとつだろう。
本作の存在自体が、世の中の綺麗事に対する強烈なアンチテーゼみたいなものだとも思う。
いやはや、実に悪趣味で楽しいエンターテイメントであった。
少々グロいシーンは有るがなかなか面白いです。中学生が殺し合いという斬新な作品ですがオススメできると思います。
先入観で拒絶していた作品だったが私もいい大人なので読んでみた。涙が止まらないのです。人を信じて裏切られてそれでも信じようとする。中川典子の言葉が心に刺さりました。良作です。
えぐすぎるけど面白いんよな。めちゃめちゃ不思議な漫画です。絵は苦手だけどキャラクター個々の個性がすごい
実写版の藤原竜也、前田亜季より、原作のほうがよりリアルで残酷。
殺しあうシーンはトラウマになりそう。
この話を知った時、私は15歳でした。自分のクラスで同じことが起こったらどうするとか友達含めて色々考えたことを覚えています。男性に想われて守ってもらえる典子とかが羨ましいと思いながら読んでいました。