みんなのレビューと感想「パーフェクトワールド」（ネタバレ非表示）（12ページ目）

障害者の描写は細かくて、排泄などの問題についても人に介助を頼まないとならない事があるっていうのが衝撃だった。
オムツ交換は想像出来るけど、掻き出してもらうは…

たた登場人物がヘルパー以外みんないい人過ぎて読んでいて違和感に似たイラッとする感じがした。

ヘルパーの主人公に対するマウンティングは醜いなと思った。

無料話を全て読んで続きも気になるが120話は長すぎる。

それだけ障害者との恋愛が大変だってことなんだろうけれど。
課金して重い話を読み続けるのはシンドイな。

引き込まれました

読んでて辛いこともあったけれど、意味のあるいい作品。
実際には「いやいや、こんなキレイな話じゃないから」という人もいるかもしれないが、それでも今まで知らなかったことを知れたという意義がある。
障害とは関係ないけれど、私は好きな人との交際を親に反対されたこと、不妊治療の経験したことがあり、これらはよくある話なんだと思う。
その時に感じた気持ちはつぐみに近く、読んでて感情移入してしまった。

　心が洗われます！私の周りにも障害を持った方は結構いらっしゃるし、それぞれ素晴らしい伴侶がいらっしゃいます。真理が分かる人は障害があるから恋愛は出来ない、なんて思いません。障害のある方は、ある意味先輩なのです。人はいつか身体が動かなくなり、鮎川くんみたいに便の排泄すら自分では出来なくなるから、早いか遅いかの違いだし。そんなに昔の作品ではないのに、バリアフリーとか遅れてる時代の話に見えちゃう。まだまだ世間は障害者に寛容ではない、てことかしら。

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こういう作品を待っていました。また途中まで読みましたが、ただのきれいごとだけの恋愛ではなく障害を持って生活されている方々と家族や周りの方々との現実や感情をきちんと丁寧に描かれています。鮎川くんの気持ちも是枝くんの気持ちも良くわかります。もちろん老いていくことに不安を抱く主人公の親の気持ちも。
長沢さんは看護師資格があって鮎川くんが入院していた時から（仕事ですが）ずっと寄り添って支えていただけに自分が一番分かってる！対応出来るのは自分だけだという自負と彼をお世話することで自分の存在意義を満たされたいだけなのかも。結婚していて（結果的には離婚しますが）好きな彼を彼女に取られたっていう嫉妬が醜い。仕事で来ている気心知れたヘルパーにそんな気持ちがあったなんてびっくりしちゃいますけど。

この作品を初めて読んだ時、私の知人に似ている話だと思いました。
私の知人も怪我で脊髄損傷、車椅子生活になり、出会った時にはもう車椅子でしたが、表の顔はとてもアクティブで明るくムードメーカーな人でした。
でも、やはりいつまで経っても自分の障害を完全に受け入れる事が出来ず、時々弱い一面も魅せていた事を思い出しながら作品を読みました。
ただ純粋に愛が有れば大丈夫だとも言えない現実、苦しみと切なさの中に覚悟と愛を超えた何かがある作品です！

素晴らしい作品

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映画化されたことも、ドラマ化されたことも知らずに軽い気持ちで無料分を読み始めたら、どっぷりハマりました。完結してから読み始めたので、一気に読めて、イライラせずによかったです。子供をどうするか、のところでは、妊娠出来るストーリーでもよかったのでは？とも思ったのですが、養子が一般的でない日本の課題の一つということで、これを盛り込むことに意味があったのかな、とも感じました。
とにかくオススメです。⭐︎5つでは足りないくらい。

表紙が綺麗で普通の恋愛漫画だと思って読み始めたのですが、初恋の彼との再会、仕事も頑張っていて変わらず素敵だった彼は障害者になっていた。事故前後の一番辛かった時期は描かれてなくて、障害と日々付き合いながら懸命に過ごす彼と、そんな彼を支えていく彼女のお話です。決して綺麗事では済まされない、とても壮絶な日々を過ごしている彼の姿を知れば知るほど理不尽で、最初のコンペの時や歩ける夢を見るところは涙が止まりませんでした。お話に出てくる人みんなが、それぞれ大切な人を思い、心配して、わかりあえないこともあるけど誰も悪くなくて、それぞれの気持ちがとてもわかる。心がとても揺さぶられます。特別ではなくて誰にでも起こりうるリアルなお話で、とても引き込まれて一気に読みました。まだ最後まで読んでいませんが、どうかみんなが幸せになってほしいと願ってしまいます。大事な人を、毎日を大切にしようと思えるお話です。

それぞれの想いが…複雑でした。

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最初は、車椅子の彼と女の子の物語かぁと思って読み出したら、色んな人が出てきて色んな人の想いがあって本当に奥が深く複雑な想いで読んでました。
勿論、樹くんとつぐみがくっついて欲しい想いがあったけど、だんだんそれぞれの想い、周りの人の想い、親の想い本当に読んでいて複雑でどの登場人物の想いも分かるので泣けてしょーがなかった。
何度この物語でないたことやら…笑
一巻で泣いたのは初めて。
最初の樹とつぐみが別れてしまった時はすごくショックでした。
是枝くんがつぐみと付き合うことになって、是枝くんがつぐみに対して一生懸命でしたが、健気に見えて仕方がなかった。
長沢さんもまさか樹のことをずっと好きだったのは意外でしたが、この人にも想いがあり複雑だなぁと思いました。

結局、樹とつぐみが付き合うことになったが、つぐみの親に付き合うことを反対され認めてもらうために樹が何度もお父さんのところに出向いて、やっと樹がお父さんに認めてもらえた時はものすごい感動した。
親が子を思う想い、樹とつぐみの想いそれぞれの想いが通じ合った気がして本当に感動しました。

障害者のこと、健常者のことこのマンガでめちゃくちゃ考えさせられました。
色んな葛藤が描かれていて、大好きなのに相手のことを想うがゆえ別れる選択をしてしまうなんて私には考えられないことやけど、障害を持ってしまうと自分の気持ちも押さえて生きていかないといけないのかと私的にはやるせない気持ちでいっぱいになりました。
そーゆうふうに考えてしまうんだなぁと。
でも、つぐみて付き合うことになって是枝くんに俺も幸せになりたいんだ！って言っていたシーンは印象的でした。
樹も変わったなぁって。
後ろ向きだった樹が、自分の幸せを考えれるようになったんだって。
そこでも感動しました。

樹とつぐみは、私の中で可愛くて、ピュアで本当にお似合いの夫婦だなぁと。
マンガは終わりましたが、３人仲良くこれからも私の中で生きて続けてます。

泣きました。

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編集者と取材がしっかりしているととても感動する物語が描けることを知りました。無料分を読み他のサイトで無料分をまた読みそのまま最後まで一気に読んでしまいました。ここでレビューを書くのは居心地悪いのですが、ここはレビューサイトがしっかりしているので書かせてもらいます。
　悪人は出てきません。長沢さんも悪い人ではありません。これは障害者の恋愛を描きたいかったのでしょうね。それなら晴人くんと七海さんの話を書けば良かったのですが、健常者と障害者の恋愛を描きたいかったで、鮎川くんとつぐみさんが出てきたのだと思います。普通なら是枝くんで話は纏まります。多分大多数の人はそうします。大震災の模様の中で再認識して二人は再熱します。鮎川くんがあれほど努力しても認めなかったお父さんが死の淵に立つまでーここはとても感動した場面で泣きましたー始めて二人を許すのも後で考えると再考ありかな。何よりもこの物語は美男、美女の設定で才能溢れる設定だから進行するから話が続くのと思われてこれも残念です。でも言葉で知ってた褥瘡や幻肢痛など病名をどんな病状なのかを克明に描いていて理解させられ、車椅子での生活や体外受精や特別養子縁組の問題に正面から真摯に取り組み可視化した経過に感動も覚えました。
　多々の障害者と世間の歪みを丁寧に作者が7年もの時間を使い1つの壮大な物語を描いたことにやはり感涙です。映像化も納得です。

無料で読んで·····

そのまま一気に購入しました。
涙腺崩壊。明日の私の顔は酷いことになっているでしょう。
友達が同じような出会いで車椅子の方と結婚したので、ほんの興味本でした。
そして背中を押したのも私でしたが、その裏で友達もこのように苦労を重ねていたのかと思うと色んなことが重なり涙腺崩壊しました。
とてもリアルに障害について書かれてあり、ただ歩けないだけ、では無いんだなと少しは理解することが出来たと思います。
とてもいい漫画に出会えて嬉しいです。紙で全巻揃えようかな。