4.0
自分も、生きとし生けるものに優しくなれるような気持ちになる作品です。
ゆったり、そして淡々と流れていく時間の中で、泥臭い地道な研究活動をしていく研究者と学生たち。でもその様子は、不思議と癒しです。そこには生き物に対する深い愛情ととてつもない探求心があるのだと感じます。富士山に登ったり、無人島でサバイバルなんて、生半可な気持ちでは出来ませんから。
そんな彼等も、対異性となると妙に不器用で、男女の行違い、三角関係も…。でも、この作品にはそれを優しく包み込む雰囲気があり、人間を含めて全ての生き物への愛情が込もってるのかなと感じます。
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