5.0
懐かしい
単行本を持っていて何度も読み返した大好きな作品です!
貿易商のお嬢様、万里子と両親を亡くし、女中として引き取られてきた、うの。
万里子のお嬢様らしい我の強さ、うのの芯の強さ、そして生い立ちや立場はまったく違うけど二人に共通した優しく聡明で勇敢な所が清々しく表現されています。
ストーリー展開も壮大で、時代の流れをしっかり感じられて読み応えもあります。
ストーリー以外でも時代背景はもちろん、着物の柄、ドレス、小物にいたるまで細かい所まで丁寧に描かれていて、ついつい見入ってしまいます。
ドラマになってもおかしくないというコメントが多いのも納得してしまう作品ですね。
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