5.0
こんなラストとは
宝塚の画面のロマネスクの原作だと思って読んでみたら、結構違っていました。なんか救いのないラストで消化不良です。
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宝塚の画面のロマネスクの原作だと思って読んでみたら、結構違っていました。なんか救いのないラストで消化不良です。
さいとうちほさんは大好きでたくさん作品を読んでいますが、これは初めてです。ラブキュンな感じとハッピーエンドが好きなので、レビューを読んで購入は検討中です。
手紙にやり取りで進む愛欲の嫉妬と復讐。中世の時代結婚してからの不倫など嗜むのは公に当たり前の時代。奪われた恋人(不倫)の後妻になろうする友人の娘を陥れるたに色男を近づけます。不倫ありの時代なのに結婚前はまっさらでなくてはいけない、修道院で育った娘は免疫がないから直ぐに恋に落ちて狂うことは夫人は確信しているって、怖い人だ。手紙のタイムラグが事の流れが遅くて情景豊かに描かれている。
女の子へ大人たちの復讐の道具にされてしまうのでしょうか?とっても可愛らしいので、残酷で無いで欲しいです。
世界観が、独特な感じがしました。
お試し分だけで、十分かも。課金まではいかないなぁ。
好みはそれぞれなので。
時代背景が古いせいか、読んでいてあまり感情移入出来ませんでした。
手紙のやり取りを通して、ストーリーが展開していくのもまどろっこしい感じがしました。
さいとうしほさんの絵は全て丁寧で綺麗です。内容は他の作品に比べて普通に思えました。執着心が強いのかと思えば、最後は淡々と終わる様な。
和風歴史物も目が潤ってとても良かったのですが、洋風も可愛い女の子がいたり美男子いたり…この先生の作品は好きです。
してはいけない事があると思わせる逸品です。名うてのヴァルモンも、真実の愛の前には、かくもちっぽけな存在だったのかという感じです。結末はエグいけど、なるべくしてなった結果ですね。
宝塚歌劇団では『仮面のロマネスク』として上演された作品です。
宝塚とは違い、セシルに感情移入してしまいました。
絵が綺麗、美男美女だらけです(笑)