5.0
泣いた。
絵が凄く綺麗でした。原爆が落ちたところから、めちゃくちゃ泣きました。何度も何度も繰り返し読みました。大切なことを教わったような気がします。
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絵が凄く綺麗でした。原爆が落ちたところから、めちゃくちゃ泣きました。何度も何度も繰り返し読みました。大切なことを教わったような気がします。
広島に住む寛ニ・芙美子が出会う所から話は始まります。戦前の豊かな日本...でも少しづつ戦争へと向かっていく中、2人は大変な時期にも関わらず持ち前の明るさと思いやりで八百屋を営んでいきます。そして朝子・笑子という可愛い女の子が生まれます。
でも、日に日に戦争は身近になってついに8月6日を迎えてしまうのです。
これは夫婦愛だけでなく親が子を想う愛情と子が親を想う愛情の話であると共に、あの時代 空襲で家族を失って、さらに追い打ちをかけるように2発の原爆が投下された。
その日も戦争中とは言え何気ない日常があって、子供を学校へ送り出したり、親は仕事へ向かっている中、原爆が投下され一気に何十万もの命が奪われ地獄と化した。
笑子が「アメリカ、絶対に許さない」ってセリフがあったけど、当時の人たちもそんな気持ちだったんでしょうね。
読んでいて号泣しました。
前半からずっと泣きっぱなしでした。
これからを担う子どもたちにこそ読んでほしい作品。私の世代では、祖父母から戦争の話を聞けましたが、今の子は直接聞くことが難しい世代。語り継がなければならないことだと思います。
こんなに悲しい事があるのだろうか。今を生きる私たちには想像も出来ない理不尽な世界。この悲しみを乗り越えて成長したはずの日本は、果たしてこの時代に生きた人たちに誇れる国になっているのかな。こんなに一生懸命な生き方を、私たちは知らないで生きている。日本はどうなっちゃうのだろ。
主人公たちのやさしい人柄に泣ける。
感動とあたたかさに包まれる一方で、
先を読むのを
ためらう気持ちも生まれました。
この先に何が待ち受けてるのかを思うだけで、
おそろしかった。
今まさに自分をあたたかい気持ちにさせてくれてる作中のキャラたちが…
どんな目に合うかを考えるだけでゾッとした。
主人公たちを
好きになればなるほど
笑顔であれば、あるほどに
読むのがツラくなっていった。
それほどまでに心を揺さぶり
感情移入できる作品だと思いました。
私は広島生まれ広島育ち、65歳で千葉に移住しました。こういう広島のあの頃の話の漫画を見るのはひさしぶりで、少し嬉しい。元気になれる話であってほしいな
素敵な夫婦、家族でした。戦争は細やかな幸せを一瞬で壊してしまう、それでも残された人達は辛くても生き抜いていく逞しさがある。人を狂わせる戦争、もう決して戦争は起こしてはいけない。
二人の出会いから素敵。ヒロインの平等さも良いです。
せっかく幸せな家庭を築いたのに、ここでも戦争が壊していくんですね。本当に平和を考えさせられます。
作者さんの作品全般が好きです。
一気に読みました。なみだが止まりませんでした。かなりつらくなるお話ですがわ読んで良かったと思っています。
こちらも戦争がテーマで広島が舞台。とてもオススメです。絵も綺麗ですし、主人公の優しさや強さが出てて…子煩悩な旦那さんも素敵です!