【ネタバレあり】めまいのレビューと感想

薬物防止の教科書にしてほしい

当時流行ってたももちさんの三文字シリーズ。
作品によってはイマイチなのも多かったけど、この「めまい」は何度も読み返したし、現在も薬物のニュースが流れる度思い出す作品です。

軽い気持ちで手を出し、辞めれたと思いきや、また手を出し、堕ちていく様はリアルです。
ラストに薬中友達が「お互い頑張ろう」と言いながら薬を手渡す描写はゾッとしました。

完全に薬から抜け出せたわけではないけれど、これから立ち向かっていく様子で終わるのも好感が持てます。
薬物にハッピーエンドなど無いのだから。

少なくとも私は、この漫画を読んで一生薬物には近づかずに生きていくと堅く誓いました。

単純に痩せたかった。優秀な成績をとって父親に喜んで欲しかった。
そんなちょっとした思いから薬に手を染めてしまい、薬を買うお金が欲しいが為に身体を売るキョウが、見ていて切なかったです。(半ば強制的にオッサンにさせられるのですが…)

多感な年頃で太ってる事を気にしてる女の子なんて特に『簡単に痩せる薬』と言われたら、余計に気持ちが揺れるんじゃないかなと…

20年くらい前の作品ですが、今ではSNSも普及していて更に簡単に手に入ってしまう上、危険〇ラッグなんていう物も出回っているので、この作品が決して大袈裟な話しじゃないと思いました。

親になった今

ももち麗子先生のマンガは学生の時にはまって結構読んでました！このマンガもその一つ。当時は、薬怖いぐらいの感想でした。でも、親になった今、読み直してみると、複雑な思いです。自分は主人公の親のように、子どもを追い詰めたりしないかな？…と。この主人公もどこにでもいる普通の娘だし、今は薬もインターネットなどで簡単に手に入る世の中になってしまっているから、他人事ではないな、と。いろいろ気を付けたいですね。

怖い

ただただ恐ろしい・・・
少女漫画をたくさん読んでいた学生時代、衝撃を受けた作品です
胸が締め付けられるし、人によってはかなり不快かもしれないけど
それが薬物の怖さをリアルに教えてくれると思います
ただ主人公に良い友達がいて、家族とも分かり合えたことは良かったと思います
一度手を出したら人生に影響を及ぼす
10代の人に読んで欲しい作品です

教科書に

昔読んでいたシリーズ。当時すごくドキドキしながら読んでいたのを思い出しました。
今の子供達に読んで欲しいです。薬物の怖さ。大人が淡々と話すより、漫画の方がスッと入ってくることあると思います。

タイトルみて気になって読みはじめました

『くすり』安易な気持ちから始めたら、どんどんはまり、やめられなくなる。目の前が明るくなったはずが、どんどん暗やみのなかへ。
もがき、くるしみ、たえて、やめられるのか！？

、、

単純に痩せたかった、親に認めてもらいたかった結果ハマってしまったんやね💦
こーゆー人全然おると思う。
今回の話もやけど拒食症や過食症も人もそう。
完璧な人なんかおらん！

何度も読んでしまう

この作者の作品は、何度か何度も何度も読んでしまう中毒性があります
っていうか、ドラ〇グって怖い！！
ほんと、こんな風に軽い気持ちでみんな手を出しちゃうんだろうなと思いました

こわい

大人になった今読み返すと、こういう事は世の中にたくさんありふれてるんだろうなと思わされる。むしろ昔よりSNSが発達したから、今はイジメも薬も売りも簡単にできちゃうんだろうな

学生時代にこの社会問題シリーズを読んでました。その中でも薬物を扱った【めまい】。怖かったのを覚えています。
なので今の若い子達にもぜひ読んでもらって、薬物の怖さを知ってほしい。