4.0
広く読まれて欲しい
夜回り先生の存在は知っていましたが、実際にエピソードを読むのはこの漫画が初めてでした。
夜にもがく子供たちを見つめ、救おうとし続ける事は、並の覚悟では出来ないと思います。そういう水谷先生の心を土田先生のタッチでうまく表現されているので、真に迫ってきます。
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夜回り先生の存在は知っていましたが、実際にエピソードを読むのはこの漫画が初めてでした。
夜にもがく子供たちを見つめ、救おうとし続ける事は、並の覚悟では出来ないと思います。そういう水谷先生の心を土田先生のタッチでうまく表現されているので、真に迫ってきます。
不良少年少女を立ち直らせようと、全力で行動する夜回り先生。実話を元にしているストーリーだから心が痛い。でも夜回り先生に出会えた子ども達は、きっと心が救われるにちがいない。
当たり前に成長出来ない子供たちの話です。非行、いじめ、薬、虐待など。どんなに愛しても大切に思って手を差しのべても、スルリとすり抜けて手の届かない所へ行ってしまう。水谷先生のやりきれない思いなど。内容は重いです。
いろいろな環境や家庭があり、考えさせられる話でした。こんな先生がもっとたくさんちかくにいてくれたらいいなと思います。
過酷な状況で育つ子供を身を粉にして関わり続ける夜回り先生。
一人一人の命を思い、寄り添い、励まして決して心を離さない。今の世もそんな大人達が増え、子供と関わることを辞めない大人が育つ社会であれば、子供の命は守られて行くかもしれない。
読んでて気が重くなる内容ばかりだったけど、読まずにはいられない感じでした
実話なのがすごいです
ここまで子供と向き合うのってなかなかできないと思います
夜回り先生の事は、テレビ番組で観たことがあり、少しだけ知っていましたが、漫画は初めて読みました。
いろいろな悲しい境遇の子達がいて、難しい状況の中、熱いハートの夜回り先生は立派としか、言い様がありません。社会の問題として、国でも取り上げ、社会全体でサポートしていけたらいいなと思いました。
水谷先生、以前メディアでよく活動を取り上げてられいてほとんどの方がご存じと思います。
たくさんの子供たちを救われていると思うけど、残念ながら救えなかった命もある。
本当に子供たちを貶めるのはいつも大人だという事実が悲しいです。
家族や近親者、学校や友達という環境がどれだけ子供たちにとって大切かということがわかります。
暴走族の若者がバイクで無くなったとしても、今までだったら「酷い運転してたんだろう。自業自得ではないか」と考えただけでしょうが、この作品を読んで、若者がなぜ暴走族に入ったのか、なぜ道を外れてしまったのか等、背景も考えられる様になりそうです。
ひきこまれますが、暗い気持ちにはなりますね。実話と分かっているので、余計に。お母さん想いのよい子が多いですね。