5.0
読んで損ナシだと思います。
かなり昔の作品ですが、すごく良いです。
複雑で単純な恋模様…。
大切な人を大切にする為に、みんな一生懸命です。
現在進行形の作品「海街diary」にリンクしている部分もあり、それも良いです。
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かなり昔の作品ですが、すごく良いです。
複雑で単純な恋模様…。
大切な人を大切にする為に、みんな一生懸命です。
現在進行形の作品「海街diary」にリンクしている部分もあり、それも良いです。
高校生の頃に読んで、20年近く経った今も一番好きな漫画です。単行本でも何度も何度も読みました。いろんな感情が押し寄せてくる作品です。
吉田秋生作品はシンプルな画に沢山の情景を想像させられます。登場人物の心情や背景にも興味を掻き立てられ、夢中で何度も読んでしまいます。特にラヴァーズ・キスはそれぞれの人物の角度から描かれているので飽きることもなく自分も物語の中の第三者になったような気分で何度も読みました。とにかく大好きで大好きな作品です。
単行本で持っていたので「都会の高校生は大人だなぁ」と思いつつ、繰り返し読んでいた作品です。
同時期の出来事が視点を変えて綴られるのですが、同じ話を繰り返すのではなく、読者には少しづつ全容が明らかになる秀逸な構成です。
私も主人公とおなじ二人姉妹の長女ですが、姉の妹に対する「感情が垂れ流し」というところと妹の「おねえちゃんはなんでも持っていく」のどちらにも共感しました。
海街ダイアリーと同じ世界の設定ですが、そちらを知らなくても楽しめます。
海街diaryから来ました。
リンクしてたんですね。
ラストがすごくすごく良いです。
たくさん片思いが錯綜してますが、タイトルから想像されるような、荒れた話ではぜんぜんありませんでした。
海街diaryの最初に出てくる藤井くんをめぐって、いろんな人たちの、それぞれの想いが身にしみました。
やっぱり藤井くんの存在感が圧巻です。それと、稲村ヶ崎という特別な場所の海と満月。
引き込まれます。
物語の舞台は80年代ごろかな?ヒロインの髪型や服装に時代を感じます。
私はその時代を知りませんが、まるでその時青春時代を過ごしていたような生々しさを感じます。
描かれているのは色々な形の愛です。今読んでも色褪せません。
派手な展開があるわけでもなく、どちらかと言えば地味な作品かもしれませんが、いつまでも心に残る名作です。
映画のような構成が魅力的な漫画です。作品が素晴らしいので、もちろん映画化されました。キャストも当時豪華だったのでご覧になられた方が多い事でしょう。セクシャルな悩みを抱えた高校生達が見つめる物が眩しかったり、下世話な噂に華を咲かせる姿に同族嫌悪する。明暗どちらも見に覚えがあるからこそ、余計に胸を傷めながら読み終えました。
複雑な人間感情を丁寧に描く吉田秋生の名作です。
家族っていいなとか友情って良いなとか端的に思えるようなものじゃなく、イラつくしムカつくし、それでも愛しいって思える愛情もたっぷりあって大好きな作品です。
それぞれの成長過程も垣間見ながら読み進んでいると、いくつかのシーンやセリフに感化されてしまう自分に気付きます。
海沿いで暮らす高校生たちがなんとも不器用でなんとも素敵。
それぞれに悩んで若くてキレイでかわいい。
「いつだって言いたいこと垂れ流しで!」って妹に怒るりかこちゃん。
そうなの!
長女はいつだっていい子を演じるのが得意になっちゃうのよね。
自分に当てはめて妙に納得した一言でした。
鎌倉を舞台にした三組の男女のラブストーリー。男×女、男×男、女×女というカップリングだけどストーリーが進むにつれてそこには心が震えるほどの辛い過去があり、未成年にはなかなか厳しい現実に苦悩しているのです。海街diaryを先に読んでこの作品とリンクしている事を知りました。かなり前に実写映画も観ました。オススメです!
老若男女、人間は年代ごとに様々な悩みを抱えています。我が子が高校生になって、同じように悩んだとき、同じ目線で見てあげれる親でありたいと思います。吉田先生、何描いても上手い!本当に凄いです!海街ダイアリーとのリンクもあり、面白いです。