5.0
バブルの裏で必死こいてた感覚が蘇ります
バリバリ仕事してた時の感覚が蘇る臨場感あるストーリーです。時代背景はバブルですけど、だからってあの時代は遊んでたわけじゃなくて、アイディアと勇気と人脈で色々チャレンジしながら時代を駆け巡るような忙しさがありました。企業のイベントもこの作品中でイベント屋と呼んでるような代理店に頼んでる時代でした。あちこちで大なり小なりイベントがあって、イベント中心に何でも請け負うような小さな会社も多くて、自分もそのような会社と一緒になって仕事したので懐かしくなりました。
これ、読んでるとエンジンかかります。やるぞーって思えます。バブル時代の話だからと相手にしなかったら勿体無いと思います。今の時代に通じる、いや今の時代に足りないものを感じさせられます。私は、仕事で行き詰まった時にかならず読んで自分を鼓舞しています。
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