5.0
ぴったり合うのは「ガラスの靴」ぢゃなくて
ピッタリ合ったのは「ガラスの靴」ではなく、実はあっちの相性だった?!
義母の企てで、娼館に売られそうになったメルは、自分の力で運命を切り拓こうとするけれど、その方法が、仮面舞踏会での結婚相手探し。ん?現代でいう合コン?危うくお持ち帰りされそうになったところを、謎の紳士(実は王族)アデルに助けられて、今度は彼にお持ち帰り?!うん、さすがTLぢゃ(笑)。ただ、一曲踊って、見てくれが気に入ったくらいで、恋に落ちたという元祖シンデレラの話よりは、カラダの相性がピッタリだったというこちらのほうが、信憑性あるかも?!
作者様が、るゆ先生だけあって、エロ可愛い流れはお墨付き。メルの初々しい反応は勿論ですが、彼女を運命の相手と認識したときの、アデルのピュアな反応が、またよきです。
本来のシンデレラは、王子が迎えに来たところでクライマックスでしたが、メルとアデルの物語は、その後もまだまだ続きそうです。アデルに守られながらも、強く自立した女性を目指すメルの、新しいシンデレラストーリーに期待して、星5です。
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