3.0
急転直下?やっつけ仕事感あり
「ごめんなさい…生まれてきて…」今作も、◯◯がないせいで、ヒロインが徹底的に虐げられる家庭環境設定からのスタートです。家族なのになぁと思う反面、もし、民主主義教育に切り替わっていなかったら、そして、食料を十分に確保できる国でなかったら、案外日本でも、こういう家族内差別、あるいは口減らしが横行していたかもしれないと思うと、ゾッとします。
基本設定は悪くない。つまり、黒魔法使いでも、愛と共感をもって寄り添えば、闇堕ちしないってことなんだよね、ライナーくん?「罪を憎んで、人を憎まず」の大前提が、生かされていると思う。そして、ライナーのティナへの傾倒ぶり、無償の愛で包み込む様子は、それまでの胸く◯悪さを一蹴し、ティナの自己肯定感も高まって、これからの展開を期待させるものでした。
それだけに、ラスト5話の急転直下?やっつけ仕事感が、とても残念。初めから、こうするつもりだった?それとも、途中で思考が行き詰まった?まさかの、打ち切り? ???が並びます。ptの割には、フルカラーでボリュームがありますが、課金して読むかどうかはお任せします。
- 8