【ネタバレあり】間違いで求婚された女は一年後離縁されるのレビューと感想

早く、思いを伝えて

愛してるのに、離婚するってよくわかんない。伯爵様、カッコつけているようです。ケジメをつけようとしているんだろうけど、相手の気持ちも察してあげて

もっとたくましく

ヒロインはとにかく可哀想。
父には不義の子と疑われ、母はそれがもとで早く亡くなり独りぼっち。虐待を受け成長し、いきなり結婚させられて、モラハラを受ける。
可哀想なんだけど、健気なんだけれど、なんだかな、いつもメソメソしていてイライラする。
不幸な生い立ちで自己肯定感が底辺になってしまうのは仕方がない。そうなんだけれど、応援したくなるような芯の強さがないというか。
いつも強い旦那様が助けてくれるのを待っているようにしか見えない。高位貴族の奥方なのにそんなんでやっていけるのかと思ってしまう。
もっと応援したくなるような強さを身に付けるよう努力して成長する姿を見たいと思う。

妹と勘違いされて、辺境伯に求婚された主人公。序盤は辺境伯が勘違いしているため、主人公に無礼な態度を取るのでモヤモヤします。
執事さんや侍女たちが良い人達で、主人公の良さを早くから認めて接してくれるのが救いです。

ヒロインが健気

幼い頃から、両親に似ていない容姿のせいで不義の子と決めつけられ虐げられて育ったシェリルが不憫でなりません。
ようやく望まれて嫁いだ先では間違いだったと言われただけでなく、夫であるはずの辺境伯に誹謗中傷の言葉を浴びせられ、１年後には離縁するとまで言われます。
全て妹リリアの嘘なのに、そんなことにも気づかない夫のクレイグには怒りを覚えます。
唯一の救いは、辺境伯家の使用人が優しい人だったこと。
特にテリーさんは優しいおじいちゃん。
辺境伯なんかよりずっと素敵です。
そんな辺境伯も中盤は自分の間違いに気づき、シェリルを愛する様になります。
後半は、妹のリーリアが旦那様の留守中に辺境伯邸に押しかけてきてやりたい放題。
天誅が下れば良いのにと切に思います。

内容はよくあるものです

妹と勘違いされて嫁いできたシェリル。夫に一年後離縁するといわれます。心優しいシェリルにお城のメイドたちは慕い、やがて離縁すると言った夫も心を開き、シェリルをすきになります。
よくある話ですが、続きが気になります。

おおおお

早くちゃんとした愛で結ばれて欲しいなって思ってます(？)最初は旦那さん性格最悪やん、って思ってたんですが、ちょっとずつ見直してきました(？)

う〜ん。

絵も可愛いし 読みやすくて良いんだけど もう ほんと、可哀想てんこ盛りで。相手も相手で…引っ張り加減も ちょい長。途中で飽きちゃう。

よくある設定

姉妹で片方だけ虐げられて使用人のような扱いを受けて成長し、いきなり地位ある金持ちと結婚させられる。ものすごく、よくある設定。
家事をする主人公の荒れた手に旦那様が気付いて令嬢のはずなのに不思議に思うというのも、幾つかの作品でも同じような場面があったと思います。
この作品は主人公が性格が良いから好感は持てるけど、あっという間に使用人達に広まった感染力の強い流行り感冒のはずが近侍の男性と侍女を看病する主人公にはうつらないのは都合良いなと思った。
無料だから続きは読んでみます。

幸せになってほしい2人です。

まだ読んでる途中ですが、出逢いこそ、相手を間違えてプロポーズだったりしたけれど、ヒロインも可憐で素敵、ヒーローも、真面目で不器用だけど素敵なので、お互い素直になって、早く幸せになってほしいです。

シェリルのシンデレラストーリーなんだと思いますが、なんか好きになりきれずイライラしちゃったり。セノーデルの態度ももっと気持ちの変化とか表現してほしかった。