おとぎ話の現実は
こんなもの、というエログロいお話。知性の有無を暗に問うているようだ。おとぎ話の中では悪者的な存在も見方を変えれば善人。普通の人間社会で普通より豊かな暮らしをしていた親指姫は、自分を褒め称えてくれないモグラ的な盲目の夫をステル時、自分が何かを失うのを感じる。これがどんなものか、はっきりさせることが出来るかどうか、そう自分を育てておく必要がある。夫に自分の望みを告げていれば、一般に言う幸せな一生が続いただろうに。花の国は父の存在が不可欠。先行きは明るいとは思えない。
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こんなもの、というエログロいお話。知性の有無を暗に問うているようだ。おとぎ話の中では悪者的な存在も見方を変えれば善人。普通の人間社会で普通より豊かな暮らしをしていた親指姫は、自分を褒め称えてくれないモグラ的な盲目の夫をステル時、自分が何かを失うのを感じる。これがどんなものか、はっきりさせることが出来るかどうか、そう自分を育てておく必要がある。夫に自分の望みを告げていれば、一般に言う幸せな一生が続いただろうに。花の国は父の存在が不可欠。先行きは明るいとは思えない。
グリム童話とは言えない、エログロなお話と言うべきか?
童話からかなり飛躍してますが、それなりに楽しめました。
伯爵と王子に騙されたと知って、復讐が始まり、魔女と言われる程の悪女となりますが、最後は…。あの時の彼が!
あの時違う選択をしていたらね。
地位やお金か?愛情か?
復讐を果たしても、結果幸せにはなれなかったし、最後は彼に救われたのかな。
親ゆび姫 アンデルセン童話(5)
ルッキズムが過ぎる…
モーグルが本当に愛してくれた人だったのに…修道院から出してくれたのに…
親ゆび姫 アンデルセン童話(3)
なるほど、もぐら=モーグルか。
捕虜の男がツバメポジションなんだな。
姫はどうなるのか…。親指姫のオチでは素敵な王子様と結婚して終わるけども。
親ゆび姫 アンデルセン童話(2)
自分を愛して、美しいって言われる事だけにしか価値見出だせない。憐れ。
by さゆさみさん
3.0