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1 - 10件目/全356件

  1. 評価:5.000 5.0

    1848〜1850年頃の設定で

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    英国黄金時代の世界です。冒頭のクリスマスツリーはビクトリア女王、アルバート公とお子様方。
    とのことです。(もとなおこ先生より)
    ヒーロー、ヒロインともに他者に弱みを見せない苦労人だから、恋愛どころではなくて、
    自分の想いを忘れてしまっていて。
    信仰を前向きに捉えて、人に恥じない生き方を選ぶことで、幸運を自分でつかむカップルのお話。
    美貌に頼らず、危険を避け、恨んでも仕方ないものは諦め、知識を武器に生きようとするヒロイン。
    ヒーローとの久々の再会では期待の余り、厳しい言葉も出てしまい、しかし後日、謝罪して和解する
    コミュニケーション能力!
    ヒーローも素敵な人。
    ヒール役はヒロインの叔父一家だが、出番は少なめ。
    白黒の紙面なのに、ヒロインの蜂蜜色の髪が、美しい! もと先生すごい!
    クリスマスにつきもののヤドリギもさりげなくて、ほんわかする作品です。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    名付け親の意味を

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    わかっていないと少しわかりづらいです。名付け親=後見人、色々な意味で保護者であり援助者です。
    貴族の実子ではないヒロインは、身分違いの恋をわきまえるほどの分別を持ちながら、身の回りの物を手当たり次第興味を持って自分のモノにしていく当時には珍しい子どもだったようです。それが、身を助け、人生を切り開いていくのですから、どんなことでも体験した方がいいと思います。
    ヒーローは派手ではないけれど、行動力もあってかっこいいです。
    ページ読みはお話の空気感や、漫画家先生の演出を楽しめますが、コマ送りで観ると、画の美しさに時々手が止まります。お話と漫画の世界にひたれる時間を、ありがとうございますm(_ _)mと、つくづく思います。

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    オタクのヒロインの爺やが語る

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    契約結婚が実は恋愛だったお話。
    貴族には領地があって、その経営と領民を守る義務がある。ヒーローはその義務感がとても強いことを弟も認めるほど。
    ヒロインは平民だが家業で財を成し、だが時代的に女性の自立は認められず、自分の財産を自由に使いたくて婚活の馬車旅を。運良くヒーローと出会い結婚。 当時の貴族の蔵書は図書館と言えるほど規模の大きいもので、本の虫のヒロインは大喜び。 契約に無かった結婚披露舞踏会も縁とリサーチと博識でクリアする。
    それぞれ無自覚だった相手への思慕が段々と募って、ヒール役の追っかけが火付け役になった。
    画が美しいので、お話にどっぷりひたれる。

    • 1
  4. 評価:5.000 5.0

    熟女2人の活躍!

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    まず、ヒーローの大叔母は、遠縁のヒーローの援助を受け田舎におり、そのコンパニオン(話し相手)として雇われたのがヒロイン。ヒロインは牧師館に勤めていた両親を亡くした貧乏な行き遅れ、だが語学力や教養はあるので、気難しい大叔母の相手が務まり、様子を見に来るヒーローの話をとても楽しんでいた。ところが、クリスマス直前に訪問する連絡がヒーローから入ったことで、大叔母はヒロインにヒーローを避ける命令をした。
    クリスマスに大勢を招くか招かれるかして過ごす慣習があった当時に、大叔母の所で過ごすなど、目的は一つだと見抜いた大叔母の作戦は予想以上の展開に。
    次に、ヒロインを拾った未亡人は、ヒロインのような貴族の使用人出身だったことで、ヒロインに希望をもたらし、自信と誇りを身につけさせた。
    大叔母&未亡人と自分達によって、2度の隔離を経て、自分の本当の気持ちを素直に相手に伝えることが出来
    、晴れてハッピーエンドという、大事にするものは何か?が学べるお話。
    とても美しいヒーローの設定はご覧の通りだし、どんどん変化するヒロインも観ていてとても楽しかった。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    原題THE UNTAMED …

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    …HEIRESS、自由な女相続人てところでしょうか。
    近親者を虐待する身分の高い人に対して、ヒロインをどう保護するか弁護士の計らいがすごい。ずっと見ていたから葬儀直後に話しに行けたんだな、「早!」と思ったもの。
    教育は最初が肝心だ、ということが改めてわかったのと、欲と見栄に幸せを感じる人種が貴族の社交界を牛耳っていて、ヒロインにとってもヒーローにとっても魅力の無いものだった。
    何が幸せなのか、できるだけ早く見つけるのが幸せの近道かな。教職経験のあるさちみ先生ならでは。楽しめました。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    A Countess by Chris…

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    -masが原題で、家の存続のためだけに育てられ愛の無い結婚をし、パートナーを思い遣ることなく胎児まで死なせてしまったヒーローが、無心する親族に囲まれながらクリスマス行事をこなす。とても孤独だったろう。幼なじみがいたとしても。
    ヒーローを心配する幼なじみとヒーローの姉と、育てのおばに支えられて、ヒロインは自分のできることで誠意を示した。ヒロインのおばは、親を亡くしたヒロインのために自立する決意をしたのでは?
    ヒロインはその恩に報いておばの世話をし、自立する道を選ぼうとしていた。
    ヒロインを引き留めるヒーローが可愛かった。犬のエサウも。
    ぐいぐいと引き込まれる素敵な作品でした。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    4代前の同名のご先祖

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    さんの遺品が見つかり、失恋して飛び出したヒロイン。
    トルコはややこしい所なんですね。
    なぜか懐かしかったり、夢を見たり、声が聞こえたり、ちょっとご都合良すぎ感ありますが、絵が美しいのでお話に引き込まれます。
    変わりたいと思っていたヒロインと、変わらないと思っていたヒーロー、一目惚れに近く、光が見えたり熱を感じたり、その表現は分かりやすく素敵。
    クライマックスが、ヒーローを片思いする幼なじみの虚言で起きたトラブルなのは少し残念だが、文化財に関わる責任は非常に重く、災い転じて福と成す、めでたしめでたし、ではないでしょうか。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    相手の何気ない一言で救われる

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    、互いがそういう存在だと自覚できるカップル、素敵です。
    広い海の上の期間限定のコミュニティでは、自分を偽らずに誠意をもって人付き合いをするのが
    最善策だと体験から会得したのかな?
    貧乏で苦労したヒロインの母は娘の幸せを願って遺言したけれど、
    それを守ろうとヒロインは頑張ったけれど。
    自分さえ良ければいいというヒロインの婚約者は、人から搾取することばかり考え、
    生い立ちと顔の傷跡で苦労してきたヒーローは、自分の持ち物を人々に惜しみなく与え、
    2人に迫られたヒロインの選択の正しさが証明されたエンディングでした。
    あとがきを読んで、スッキリしました。

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    これを読む前に

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    『売り渡された淑女』を読まなくちゃ! ただし、後日談は、置いておいてこれを読むといいと思います。
    ヒーローが優しくていい人だとわかってしまうと『売り渡された淑女』が面白くないかな? ところで、7年って、長いようなあっという間のような、しかしヒーローの苦しみは相当なもの。ヒロインはヒロインで不安だらけでこれまた辛い日々。激しい思い込みで他人を不幸にするなんて、あってはならないことだけど、このご時世ではゴロゴロしていて。とにかくハッピーエンドのお話を読んで、困難を切り抜けるチカラを身につけたいです。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    1952〜1953年の英国のお話

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    。同時に似たようなことを思っていたりする相性の良さの表現から始まるこの作品、名シーンは数々あるが、圧巻は、ヒーローがヒロインをトラム(二階建て路面電車)で探すシーン。アニメを観ているかのような躍動感の上にハッピーエンドで感極まる。 戦後で、誰もが罪悪感を持ちながら生きていて、そんな中で、少しずつ前へ進む者が現れて世の中が変わっていく。 この時代、英国では男女は平等ではなく「家」の相続は男性だったというのも歴史を感じる。

    • 0
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