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こんな体質、あったりして
他人の放つフェロモンに当てられたら自らも発情してしまう美波。しかもそれが半端なくて、立ってられないし、普通以上に処置しないと治らないし。
時々まだまだ世の中にあまり知られてない病気とかをドキュメンタリーとかで特集してるけど、こんな体質の人も実はいるのかも。テレビ的に紹介できないだけで。
家族も気づかないのは違和感だけど。
しかも私ならどこで当てられるか分からないから怖くて出かけるのも怖いよ。例え図書館でも人気のないところでも残りフェロモンや近くのカップルに当てられるんだから、気軽にショッピングも散歩にすら出れない…。
また当てられたらすぐに処置してくれるセフレも沢山居ないと、すぐに駆けつけて貰えないし。でもそれも怖いよね。怪しくない人か見極めないと怖いし。
そんな中、葛城先生に知られて研究を引き換えに処置してもらえる事になったことはラッキーだった。生物学の准教授だし、恋愛に低関心だし。何せこの体質に理解してくれて、常に冷静に分析・研究してくれる。処置も他の人とは違って最後まででないのに落ち着かせてくれて。相性抜群じゃん!
そりゃそんな先生と接するうちに好きになっちゃうのわかる!
先生の幼馴染である元カノ現るも、先生には以前から恋愛感情はなかったし、美波への特別感情も芽生えて、気持ちの恋愛はお互い初めてで、お似合いだし!
体質は治ったわけじゃないけど、先生が生涯ついててくれるならそれだけで心強いし、安心につながる。大変な思いしてきたけど、これからは体質とも先生と共にうまく付き合ってって欲しいな。
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