【ネタバレあり】骨等屋ホネツギのレビューと感想

あまりない設定で、楽しんで読ませていただきました。
非常に教訓的で、身にあまる施術を受けたものは精神が追いつかず、仲間に粛清される。

歌手として行き詰まりを感じた人は 目の前に魅力的なものを出されて、店主の注意を深く考えず使い、身を滅ぼす。

その一方で心も体も助けられた人？がいるのも救いでしょう。

2巻が紙でないことは残念ですが、楽しんで読めました。
作者様の次の作品に期待しております。

教訓的かも

望みを叶えるために、客は対等の価値の骨を差し出し、客の骨と望みの力を持った骨を繋いでその骨の力を得る。
欲望と野望にまみれて、手っ取り早く多くのものを望んだ客は自らのあゆみで不幸になる。
それぞれの客にストーリーを見守りながら成長していくホネツギの助手。
客は人間だったり妖だったり

ホラーかと思えば

最初は怖いもの見たさで読み始めました。出てくる登場人物が様々な悩みを抱えてたり自身のスキルアップの為に大事だったものを差し出す姿に欲の本質を見た気がしました。

こういう不思議なお店って、大体お客さんが不幸になるか幸せになるかのどちらかだなぁ。
みんな幸せになれたらいいけど、不幸になったお客さん達は自業自得な部分が大きい気がする。

不思議

不思議な話です。絵が上手で読みやすい。幸せになる人ばかりではないです。スポット当てられている人はどちらかというと不幸になっています。