5.0
芸に生きる美女。
浮世を離れて至上の芸を求める人たちを色っぽく、ときに可愛く描いています。奔放に生きているように見える主人公ですが、本当に大事なものは手放さないしたたかさがあって素敵です。
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浮世を離れて至上の芸を求める人たちを色っぽく、ときに可愛く描いています。奔放に生きているように見える主人公ですが、本当に大事なものは手放さないしたたかさがあって素敵です。
舞や唄い、慣わしよ深い京都の舞妓や芸子の世界観かとても素敵に表現されていてこころ華やぎます。
花柳界の様子や作法、人間模様も知識が広がります。
男性関係の繋がりが、華やかな世界と逆にさみしげになりますが。
さすが河惣真澄先生!!話の筋が面白すぎ!魅力的な登場人物 河惣真澄先生の話はエッチなシーンが多かったりするけどこちらはあまりないので読みやすくてこちらの方がいいです
綺麗です。着物の柄、簪の数々動かない絵なのに動きが見えるような錯覚!昔々読んだことのある話でしたが、改めて読み返しても、やっぱり綺麗だったわ
芸の道は厳しいですねぇ…現実離れした世界ですが、男と女、家柄からその芸の才を残したいという想いが強いのが面白い。
京都が舞台、歌舞伎の演目、そこに、普通ではない恋愛ドラマ。一般人にはとうてい体験できない脱日常の局地です。
一途なこの女性のような方が実際に居たらその姿、踊りを観てみたいと思わせてくれる描写が凄いですね。始めの部分はハラハラする展開が多いですが、途中から絆が生まれ応援したくなります。
ただのイロコイだけでない、花柳界の裏側(現実はもっと色々あるでしょうが)やリアルな暮らしがサラッとわかりやすく紹介されていて興味深いし、絵は華やかで壮大だし、舞の真髄がわかりやすく素晴らしい世界観で描かれていて、ある意味バイブル的な作品でした。
それだけに、終わってしまうのが残念で、終わり方も他の流れはないかな〜と思うほど楽しめました。
時代を超えて楽しめる作品でした 。
祇園を舞台にした1人の天才芸妓の話です。芸事(舞)のためなら狂ってしまう人もいるんだ!祇園ってそういうルールがあるんだ!色んな方面に興味を持てます。
胡蝶を巡る男の戦い!見ものです。
私たちの常識外での、うーん、何ていうんだろう、神様の欲望の話?と思って読んでいました。なので、私はタグが1番の違和感だったかも。祇園の話ではなく、神様たちの世界に行っちゃってる話、となればほかのレビュー書いてる方の違和感も、ハナシが変わるのではないかと思うんですけど。
河惣ワールドだと思います。